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「コップのフチ子展」、名古屋で初開催―歴代フチ子200体の展示も

コップのフチでとるさまざまなポーズが人気の「コップのフチ子」

コップのフチでとるさまざまなポーズが人気の「コップのフチ子」

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 名古屋パルコ(名古屋市中区栄3)西館8階パルコギャラリー(TEL 052-264-8370)で12月12日から、「コップのフチ子展」が開催される。

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 名古屋開催を皮切りに全国を巡回する同展。「コップのフチに舞い降りた天使」という副題がついている同商品は、OL風の女性がコップの縁(ふち)にちょこんと座っていたり、ぶら下がっていたりする姿が特徴的なガチャガチャサイズのフィギュア。2012年の発売以来、累計700万個という記録的な大ヒット商品となっている。「OLさんの日常の一場面を切り取ったようなフチ子さんの姿は、見るとついクスッと笑ってしまうところがあり、そこになんだか癒やされるような魅力がある」と話すのは、名古屋パルコの白神佳寿子さん。

 全国に先駆けて名古屋で大型展が決まったことについて白神さんは、「名古屋パルコではこれまで2回、フチ子さんのショップとガチャガチャを設置するイベントを開催したが、両回共とても好評だったため、全国巡回展のスタート地として名古屋が選ばれた」と話す。

 「最初はサブカル好きの女子から火が付いたようだが、発売から2年たった今では、SNS上でフチ子を思い思いに撮影して投稿することがはやっていたりと、より幅広い層に楽しんでもらえているようだ」と分析する。

  同展では、原案者のタナカカツキさんが描いた原画や、これまで発売した総勢200体以上の歴代「フチ子」などが一同に展示される。また会場内には、大きなコップの中に入ってフチ子と一緒に写真が取れるスポットも設置しており、「ご家族やカップル、友人同士などで楽しんでもらいたい」白神さん。

併せて関連グッズを販売する「ショップのフチ子」では、数量限定の「コップのフチ子クリスマス」(300円)や、ボックスセット(540円)、ソフビのフチ子(1,404円)などのほか、複製原画などの会場限定商品など約100アイテムの販売を行う。

 開催時間は10時~21時(最終日は18時まで)。入場無料。今月25日まで。

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