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栄で「読書」テーマのイベント-名古屋猫町文化祭

猫町倶楽部が開催する「名古屋猫町文化祭2015」

猫町倶楽部が開催する「名古屋猫町文化祭2015」

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 栄のカフェ・アートスペース「spazio rita(スパジオ・リタ)」(名古屋市中区栄5)などで2月7・8日、読書をテーマにしたイベント「名古屋猫町文化祭2015」が開催される。主催は読書コミュニティー「猫町倶楽部」。

読書会の様子

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 同コミュニティーは2006年にビジネス書の読書サークルとして発足後、参加者の増加に伴い名古屋から東京、関西に活動を拡大。2010年より現在の名称となり、読書の楽しさの紹介、読書会文化の発展などに取り組んでいる。現在では読書会のほか、映画、芸術をテーマにした分科会も開催。年間のべ5,000人が参加している。

 今回の文化祭は本、映画、音楽などの各活動を結集した2日間に渡るイベント。
7日・8日はスパジオ・リタを舞台に「猫町ヴィレッジ」を開催。過去課題作品から投票で選ばれた本の「リバイバル読書会」のほか、コミュニティーの活動の歴史を紹介する展示、アーティストのライブペインティングなどさまざまな企画を行う。
8日は「CHUTOホール」(名古屋市中区栄4)での「猫町ステージ」。劇作家・演出家の宮沢章夫さんをゲストに招き、読書会と講座を行う。

 同コミュニティー代表の山本多津也さんは「スタートから9年目を迎え、参加者も多くなり、本以外の映画や芸術の分科会も増えた。ここで一度、全体の活動が分かるようなイベントをしたい思い、今回の文化祭となった」と開催の経緯を話す。

 「メーンイベントの1つは宮沢さんとの読書会とレクチャー。宮沢さんが一緒にテーブルについて読書会に参加し、後半は講義を行う。もう1つのメーンのリバイバル読書会は、普段の活動の様子が良く分かる企画。読書会がどんなものか、少しのぞいてみたいという人にも来てほしい。分科会は映画、芸術のほか、新たに漫画も取り上げるので、興味のある題材が見つかるはず」と話す。

 山本さんは「読書は普段一人でするものだが、一人の読書と、多くの人で話し合う読書会とでは、まったく違う効果がある。合わなかったと思った本でも、ほかの人の意見を聞くと面白さに気付くこともある。一人で読んだ時とは違うものが得られたという声が、参加者から多く聞こえる。読書会に興味はあるが少しハードルが高そうと思っている人は、この機会に足を運んで楽しさを知っていただけたら」と話し、多くの来場を呼び掛けた。

 各プログラムの参加費、タイムスケジュール、参加申し込みは、同コミュニティーのホームページで確認できる。

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