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栄で映画「更年奇的な彼女」舞台あいさつ 藤原紀香さんが来名

来名した藤原紀香さん

来名した藤原紀香さん

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 栄のセンチュリーシネマ(名古屋市中区栄3)で2月25日、映画「更年奇的な彼女」の先行上映会が行われ、日本語吹き替え版キャストでヒロインを演じた藤原紀香さんが舞台あいさつで登壇した。

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 同映画は「猟奇的な彼女」「僕の彼女はサイボーグ」に続くクァク・ジェヨン監督の「アジアの彼女3部作」の完結編となるラブコメディー。チョン・ジヒョンさん、綾瀬はるかさんに続いてヒロインを演じるのは、「小さな中国のお針子」「クラウド アトラス」などに出演した中国を代表する女優のジョウ・シュンさん。同映画は中国公開で32億円のヒットを記録した。

 チー・ジア(ジョウ・シュンさん)は大学の卒業式で失恋したトラウマを引きずったまま26歳になり、医者から若年性更年期と診断される。ある日、彼女はホームレスに絡まれているところを、大学で最もさえない男と呼ばれていたユアン(トン・ダーウェイさん)に助けられる。「帰る場所がない」というユアンとチー・ジアは同居生活を始める。

 同映画はメ~テレ(名古屋テレビ放送)が新たに始めた映画企画「メ~シネマ」の第1弾。「大人のあなたにこそ観てほしい珠玉の1本」をコンセプトに日本未公開作品を厳選。全国に先駆けて名古屋地区7館で先行上映する。

 館内のスクリーンや壁にプロジェクションマッピングが映された後、藤原さんが登壇すると大きな拍手。藤原さんは「オファーを受けて映画を見たら、すごくはまってしまった。くすっと笑えて、たくさん泣ける。クァク監督の描き出すヒロイン像はいつも破天荒なのに、憎めなくてかわいらしい」と話した。

 「声優の仕事はやりがいがある」と藤原さん。「ジョウ・シュンさんは中国の四大女優の一人といわれている人。彼女の作り出すキャラクターの印象を崩さないように大切にした。監督の演出も心に突き刺さるものがあって、チー・ジアと一緒に苦しんだり、笑ったりした。テンションが高かったり、すごんだり、いろいろな声を出す役で、大変だったが楽しく演じることができた」と振り返った。

 最後に藤原さんは「誰かを一途(いちず)に愛したり、失恋をしたりしたことがある人は、男性でも女性でも心にぐっとくる物語。気持ちがほっこりと温かくなる作品なので、ぜひ大切な人と見て、感じたままをどんどん周りの人に伝えていただけたら」と呼び掛けた。

 今月27日から中川コロナシネマワールドほかで先行公開。

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