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大須シアターカフェで特集上映 最先端技術使ったアニメーション54本

Aプログラム「Narration」より (C)「Marilyn Myller」(06:02)Mikey Please (Blinkink) (GB) HONORARY MENTION

Aプログラム「Narration」より (C)「Marilyn Myller」(06:02)Mikey Please (Blinkink) (GB) HONORARY MENTION

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 大須の「シアターカフェ」(名古屋市中区大須2)で9月12日から最先端技術を使ったCGアニメーションなどの特集上映「アルスエレクトロニカ・アニメーション・フェスティバル2015 名古屋上映」が開催される。

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 オーストリアのリンツで毎年開かれるメディアアートのイベント「アルスエレクトロニカ」内のプログラムの一環として、世界中から応募されるデジタルアニメーション作品を紹介する同企画。同店では2013年から毎年、テーマ別に代表的な作品を選び、特集上映を行っている。

 今回は2015年開催から厳選した計54作品を3プログラムに分けて上映する。内容は次の通り。

 Aプログラム(119分)=独創的なプロットやユーモアなどを込めたアーティストならではの視点を反映した作品集「ナレーション」8本、最新技術で建物の壁面や風景、人体などを再構成し、印象的な空間の経験を促すなど、インスタレーションやプロジェクションマッピングの記録映像がメインの作品集「アブストラクション」13本。

 Bプログラム(97分)=3D、2Dアニメーションやコマ撮り、手描きなど、幅広いスタイルと技術が使われている音楽映像作品集「ミュージックビデオ」11本、グランプリ受賞作「Temps Mort/Idle Times」(アレックス・ヴェルヘスト監督)など、実験的で挑戦的な作品集「EXPERIMENTAL」13本。

 Cプログラム(63分)=友情や挑戦、恐れと犠牲、サバイバルへの取り組み、自然の力への抵抗などがイメージのうちに表現されるサスペンスに満ちた作品集「ダークストーリーズ」9本。

 同店の林緑子さんは「3DCGやプロジェクションマッピング、最新のモーショングラフィックスやMV、PVからアートフィルムまで、従来のアニメーションの枠にはまらない幅広いデジタル映像作品を、一気に眺望できる上映企画。名古屋では初めての上映となる魅力的な作品群を、ご覧いただけたら」と来店を呼び掛ける

 定員は各回15人(予約可)。入場無料(1プログラムごとに1ドリンク=500円を注文)。9月30日まで(火~木曜定休、18日は別イベント)。

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