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書籍「フィリピンパブ嬢の社会学」発売 丸善名古屋本店でトーク

新潮社から発売する「フィリピンパブ嬢の社会学」

新潮社から発売する「フィリピンパブ嬢の社会学」

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 名古屋栄地区のフィリピンパブを研究した大学院生が、従業員のフィリピン人女性と恋に落ち、奮闘する日々を描いた書籍「フィリピンパブ嬢の社会学」が2月17日、新潮社から発売される。

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 同書は中部大学大学院で国際関係学を学んでいた著者が、学術調査を行った栄地区のフィリピンパブで従業員女性と知り合い、恋愛関係となったてん末を書いたノンフィクション。フィリピン現地での調査や偽装結婚、劣悪な労働条件の実態、交際を周囲に反対される悩みやパブの経営者らとの交渉などを描いている。

 著者の中島弘象さんは愛知県春日井市出身。在学中からフィリピン人女性と日本人男性の間に生まれ、経済的に恵まれない日比国際児たちの支援活動に参加。現在はフィリピンのNGO「DAWN」と連携して活動を続けている。

 17日には栄の「丸善名古屋本店」(名古屋市中区栄3)1階イベントスペースで、「丸善ゼミナール『フィリピンパブ嬢の社会学』~栄四丁目からみた世界」を開催。中島さんが研究から見えた栄の風俗や書籍に込めた思いを語る。

 仕様は新書判、240ページ。価格は842円。問い合わせは新潮社(TEL 03-3266-5111)まで。丸善ゼミナールは19時開講。入場無料(定員20人。同店で対象書籍の予約が必要)。問い合わせは丸善名古屋本店(052-238-0320)まで。

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