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伏見駅構内でインド舞踊のフラッシュモブ パフォーマンスで街ににぎわいを

伏見駅構内でパフォーマンスを行った「SAMPATTI」

伏見駅構内でパフォーマンスを行った「SAMPATTI」

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 伏見駅構内で2月19日、インド舞踊グループ「SAMPATTI(サンパッティ)」がフラッシュモブのパフォーマンスを行った。

私服姿のダンサーも加わってフラッシュモブを披露

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 同パフォーマンスは名古屋市などが主催する「Nagoyaポップアップアーティスト」のプログラムの一つ。同事業はアーティストの活動支援や、市民が文化芸術を気軽に楽しむことのできる環境づくり、街のにぎわいづくりを目指すもので、昨年、一昨年の公開オーディションで音楽やダンス、大道芸などさまざまなジャンルから78組のアーティストを選出。名古屋城やドコモスマートフォンラウンジ名古屋など市内19施設28会場で活動を行っている。

 サンパッティは佐藤幸恵さんが主宰する舞踊グループ。東インドの巫女舞(みこまい)オディッシーダンスやインド映画で使われるボリウッドダンスのレッスンやパフォーマンスで、インド舞踊の古今の魅力を伝えている。

 駅構内に音楽が流れ、民族衣装を身にまとった佐藤さんら5人がダンスを開始。続いて足を止めて見ていた観客の中から私服姿の人々が加わり、見事なパフォーマンスを披露。最後は総勢18人でのダイナミックな群舞となった。集まった人々はフラッシュモブの演出に驚きながら、インド舞踊の魅力を楽しんだ。

 名古屋市観光文化交流局の渡邉すみれさんは「市民が街を歩けば、いつでも幅広いジャンルのパフォーマンスに出会えることを目指した企画。今回のインド舞踊も普段、街角で目にすることはめったにないジャンル。アーティストは場所に合ったパフォーマンスを考え、演目の制作や練習に取り組んでいる」と話す。

 「パフォーマンスができる場所、集まってくれる観客も徐々に増えてきた」と渡邉さん。「今後は会場の数、参加アーティストをさらに増やしていき、街のにぎわいづくりに力を入れていきたい。アーティストが集まってのショーケースライブのようなものも考えている。名古屋の各地に現れるアーティストの磨き抜かれた生のパフォーマンスに触れていただけたら」と呼び掛ける。

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