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東片端・激戦区にイタリア料理店 シェフと対話、「魅せる」ショーケースで選ぶ魚介

(左から)コックの大野さん、シェフの青山さん、ソムリエの土谷さん

(左から)コックの大野さん、シェフの青山さん、ソムリエの土谷さん

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 外堀通り沿いの東片端ジャンクション付近に7月12日、イタリア料理店「cucina italiana MARISA」 (クッチーナ イタリアーナ マリーザ)」(名古屋市東区泉2、TEL 052-937-8018)がオープンした。

ショーケースに並ぶ鮮魚

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 ヤマザキマザック美術館の地下2階に店舗を構えるイタリア料理店「TRATTORIA TOPE(トラットリア トペ)」(東区)の3号店。「気取らず、くずさず、気軽に、粋に」を社訓とし、それぞれの店舗やシェフの持ち味を生かして、食事の提供とともにレストランの使い方や楽しみ方を発信している。

 同店シェフの青山将裕さんは、トラットリア トペの元副料理長で、三河湾に面した愛知県一色町(現在は西尾市)出身。料理や文化の見聞を広げるためにイタリアに赴き、一色町と同じように海産物が豊富なシチリアやナポリ、アマルフィなど、南イタリア地方を中心にイタリア全土を渡り、多くを学んだ。同店では、伝統的なスタイルも含めさまざまな調理法で、新鮮な海産物を中心としたイタリア料理を提供する。客席からは厨房(ちゅうぼう)をのぞくことができ、厨房前のショーケースには、その日の朝にシェフが仕入れた魚介類が並ぶ。シェフやスタッフと対話しながら選ぶ魚が調理される。席数は26席(個室6席を含む)。

 ランチメニューは、温菜にシェフの「スペシャリテ(得意料理)」でもある「ベッカフィーコ(イワシのパン粉焼き シチリア風)」はもちんのこと、前菜盛り合わせ、自家製パン、パスタ、デザート、飲み物が付くセットメニュー(2,200円)とアラカルトを提供する。

 ディナーのアラカルトメニューは、5種類の魚介を使った「Cacciucco(カッチュッコ) たっぷり魚介のトマト煮込 リヴォルノ風」(2,800円~)、「魚介のグリル シチリア産オリーヴオイルとレモン」(2,400円~)、シェフのスペシャリテ「タコ墨のスパゲティ」(1,600円)など、旬の魚介をふんだんに使った料理のほかに、肉料理やデザートもイタリアの郷土料理を提供する。

 ワインのラインナップは、イタリアワインをこよなく愛するソムリエの土谷卓弘さんが選ぶワイン60種類以上を取りそろえる(グラス800円~、ボトル3,000円代後半~)。「ロゼワインでは珍しい辛口のスプマンテをキンキンに冷やしてご用意している」とも。「レストランで培った豊富な経験を生かして、料理に合わせたワインだけではなく、ワインに寄り添った料理もお客さまと相談しながら提案したい。悩む楽しみやライブ感も味わってほしい。お店に出向くことをわくわくしながらご来店いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~13時30分、17時30分~21時30分(共にラストオーダー)。定休日や鮮魚のお薦めはフェイスブックページで知らせる。

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