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大須で「大須大道町人祭」 新企画「ええじゃないかパレード」で町人・芸人が盛り上げ

「大須大道町人祭」で披露された「おいらん道中」昨年の様子
(写真提供:大須商店連盟、同祭実行委員会)

「大須大道町人祭」で披露された「おいらん道中」昨年の様子 (写真提供:大須商店連盟、同祭実行委員会)

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 大須商店街(名古屋市中区大須2~3)で10月14日・15日、「大須大道町人祭」が開催される。

奇抜な見た目で人気を集める「金粉ショウ」

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 大須観音をはじめとした寺社の境内、公園、広場、車両通行止めにした路上など各所を会場に、全国から集まった約50の大道芸人や舞踊団などがパフォーマンスを披露する同イベントは今回で40回目。

 毎年、奇抜な見た目で人気を集める「金粉ショウ」は、全身に金襴(きんらん)をまとったパフォーマーの男女が舞い踊る。このほか、大須観音境内にプロレスリングを特設し、本格格闘技を見ることができるお笑い要素を持たせたプロレス試合や、パントマイム「一人プロレス」、大須のアイドルユニット「OS☆U」のライブなどを開催。そのほか、各会場でジャグリング、ファイヤーダンス、路上を移動しながら芸を披露するロービング、がまの油売り、大須消防団による木遣り(きやり)なども展開する。大須公園では大道芸にチャレンジできるブースを設置。駄菓子販売なども行い、親子で楽しめる。

 目玉の「おいらん道中」は、一般公募で選ばれた女性が「花魁(おいらん)」に扮(ふん)し「高下駄」で「八文字」を描きながら商店街内を練り歩く。

 今回が初企画の「ええじゃないかパレード」は、江戸時代末期、1867(慶応3)年に近畿、四国、東海地方などで発生した騒動「ええじゃないか」をモチーフにしたにぎやかなパレード。商店街の店主らが手作りした、「ええじゃないか」から「いか」を採用したダジャレで「イカ」と、「福を呼ぶ」という意味で「フクロウ」の大きなはりぼて、山車(だし)と一緒に、町人と芸人が歌い踊って会場を盛り上げる。13日は前夜祭パレードを行い、14日はオープニングセレモニー(11時30分~)後、パレードを行う。

 詳しいスケジュールはホームページやチラシで確認できる。開催時間は11時~20時(15日は19時まで)。

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