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東桜に高級食パン店 有名店で修業・男性店主が開業、ホップ酵母売りに

ホップ酵母を使った食パンを手にするシェフで店長の甲斐貴大さん

ホップ酵母を使った食パンを手にするシェフで店長の甲斐貴大さん

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 東桜に、ホップ酵母を使った高級食パンがメインのパン店「ブランジェリーゼ」(名古屋市東区東桜1、TEL 052-961-6750)がオープンして約1カ月がたった。

ホップ酵母を使った高級食パン

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 店舗面積は約11坪。有名パン店で約5年間修業を重ねたシェフで店長の甲斐貴大さん。パンについていろいろと学ぶ中で、古書でホップ酵母でのパン作りを知り試したところ、おいしかったと振り返る。手作りのホップ酵母は1週間かけて作る。

 「イースト菌は膨らみは良いがイースト臭(発酵臭)が気になる。ホップ酵母は発酵臭がしない。また、発酵する際に酵母の餌になる糖分が、ゆっくり発酵するホップ酵母では適度に残るのでパンに甘味がある」と話す。ゆっくり膨らむ生地をあえて小さい型に入れ、「ずっしりとキメが詰まった」食パンに仕上げる。焦げる直前までトーストし「サクふわ」の食感を楽しむことを勧める。

 価格は1斤(ハーフ)500円、2斤(1本)1,000円。「どうしても高額なので試しに買ってみたいという声もある」とし、要望に応え1枚切りでも販売する。オープンして約1カ月。来店客は40~60代が多く、オフィスも多いためビジネスマンの利用客も目立ち、「食パンが甘くておいしい」というリピーターの姿もあるという。

 そのほか、フランス産高級バターを通常の2倍の量を生地に練り込み、強めに焼き上げカリッとした食感が特徴の「クロワッサン」(300円)、口溶けの良さを目指し生地の約半分に生クリームを使う「クリームパン」(260円、1日限定50個)は、そのままだと柔らかすぎて生地がたれてしまうため焼き菓子型に入れて焼き上げる。そのほか、「焼きカレーパン」(350円)、「あんぱん」(260円、以上限定20個)、「ソーセージフランス」(300円)、「ベーコン エピ」(250円)、「サンドイッチ」(400円)、「ガトーショコラ」(1本2,000円)など。価格は全て税別。

 営業時間は10時~19時。土曜・日曜・祝日定休。

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