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栄の「ラシック」にスパイスカレー店などの新店 アフターコロナに対応する店づくり

4月28日にオープンするスパイス料理・カレーを提供する「ザ・スパイス」の「誘惑のポークカレー」(イメージ、画像提供=ラシック)

4月28日にオープンするスパイス料理・カレーを提供する「ザ・スパイス」の「誘惑のポークカレー」(イメージ、画像提供=ラシック)

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 栄の商業施設「ラシック」(名古屋市中区栄3)が4月9日、飲食・食物販店の春のリフレッシュオープンの内容を発表した。

「ザ・スパイス」に設ける客席の間仕切り

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 新規4店舗、リニューアル1店舗をオープン。8階にスパイス料理・カレーを提供する「ザ・スパイス」が今月28日にオープン。ラシックに出店するために起業した、スタートアップ企業が手掛ける料理提供とスパイス販売の店。主なメニューは「至高のチキンカレー」(1,280円)、「誘惑のポークカレー」(1,380円)、「飛騨牛すじのビーフカレー」(1,600円、1日10食限定、初日~6月末に限定販売予定)。共に「季節のアチャール3種」が付く。カレー単品の注文も可。

 地下1階=和洋菓子を展開する「柴田洋菓子」が3月1日にオープン。ホールケーキのほか、「八坂芳甘」のかりんとうを販売する。サンドイッチ店「サカエ トースト サンドイッチ ホイホイ!!」は同19日にオープン。国産小麦を使った厚みのある食パンの表面に発酵バターを塗り具材を挟む。主なメニューは「グリルドチーズ&エッグ」(715円)、フルーツとホイップクリームを合わせた「フレンチトーストサンド」(935円)など。

 この春、導入する飲食店のテーマに「アフターコロナに対応した『飲食・食物販店舗の新しい在り方・新しい価値』をお客さまに提案する」を掲げた。

 安心・安全な利用を目的に、新規店では店舗導入時から客席の間仕切りや自動入金機、対策実施内容を表示するサイネージの設置など、ラシックと各店が協力し新型コロナウイルス対策を講じた店づくりを行う。7階にオープンしたつけ麺・ラーメン・台湾まぜそばの店「フジヤマ55 RX ラシック スタンド」と「ザ・スパイス」では、スマートフォンなどからウェブでオーダーできる非接触型のオーダーシステムを取り入れる。

 「フジヤマ55 RX ラシック スタンド」「ザ・スパイス」、3月19日にリニューアルした「矢場とん」では、飲食売り上げに頼った収益構造から脱却し、飲食、食物販(テークアウト・デリバリー)、メニューに関連する商品の物販の3本柱で売り上げを構築できるような店舗設計を行うという。

 営業時間は11時~21時、7・8階のレストランフロアは22時まで(コロナ感染拡大防止の観点で時短営業中、営業時間は店舗により異なる。最新情報は同施設ホームページで確認できる)。

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