名古屋・錦に静岡メニューの専門店-「静岡おでん」も

「まんぷく処 駿河家」2階の座敷席。壁には鱒のディスプレー。

「まんぷく処 駿河家」2階の座敷席。壁には鱒のディスプレー。

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 11月18日、名古屋・錦に主に静岡県の素材を使用したメニューを提供する「まんぷく処 駿河家」(名古屋市錦2、TEL 052-221-0140)がオープンした。

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 店舗面積は29坪で、1階=テーブル・カウンター席、2階=座敷席で構成される。落ち着ける田舎をイメージしたという店内は井桁(いげた)模様風のデザインの座布団を使っているほか、小鉢や鱒を使って壁をディスプレーしている。

 同店は、静岡在住の経験がある同店営業本部長兼店長の長谷川さんが、静岡県のおいしいものを紹介したいという思いからオープンし、静岡産の素材を使用したメニューを主に扱う。店名には、「今の日本人は心のあたたかさに飢えている」という考えから、心もおなかも満たされるという意味で店名の前に「まんぷく処」と付けたという。

 主なフードメニューは、静岡産桜海老を使用した「桜海老のかき揚げ」(630円)、桜海老・シラスを使用し、わさびドレッシングをかけた「駿河サラダ」(580円)、静岡おでん(120円~150円)。「静岡おでん」は牛スジでだしをとり、青のりと鰹節のふりかけをかけて食べるのが特徴。ほかに、「イベリコ豚のホルモン焼き」(330円)、「更科蕎麦」(650円)、なども。米も静岡の「ミルキークイーン」を使用しており、もちもちした食感が雑炊などによく合うという。ドリンクメニューは、静岡地酒「磯自慢 別選酒友」(600円)や静岡米焼酎「花の舞」(450円)、「焼酎の静岡割」(450円)など。「静岡割に使うお茶は毎回仕込みのときに煎れている。焼酎と混ぜても香りを出すことに苦労した」という。

 長谷川さんは「静岡にある個人飲食店は名古屋にある一般的な飲食店よりはるかにおいしい。そのおいしさを伝え、食べ物をきっかけに静岡の良さを伝え、観光の窓口的な存在になれれば」と話している。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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