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名古屋・伏見にベーカリー テーマは「香ばしさをデザインする」

パン店「BULB 焼物店」の「国産発酵バターのクロワッサン」「パン・オ・ショコラ」「岡崎おうはん卵のクリームパン」

パン店「BULB 焼物店」の「国産発酵バターのクロワッサン」「パン・オ・ショコラ」「岡崎おうはん卵のクリームパン」

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 パン店「BULB (バルブ)焼物店」(名古屋市中区錦1)が11月11日、伏見エリアにオープンした。運営は「溜息3秒」や「ザ・ゴハン・クラシックパビリオン」など飲食店を展開する「TAPETUM(タペータム)」(栄3)。

「BULB焼物店」に並ぶ商品

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 同社の新業態になるベーカリー。店舗面積は40坪。イートイン30席を設ける。メインターゲットには周辺で働く人や周りに多いホテルを利用する国内外の旅行者を据える。

 同社の森洋平社長は「店のテーマは『香ばしさをデザインする』で、パンを『焼き物』として捉え焼き色の美学を追求する。高温で焼き上げることで、バターの香りや風味、小麦のうまみを閉じ込める。パンに付ける強い焼き目で、香ばしさとほのかな苦み、甘みを味わえる」話す。

 主な商品は、香ばしさを極めた深焼きのクロワッサン(森さん)という「国産発酵バターのクロワッサン」(346円、イートインは352円)、「パン・オ・ショコラ」(378円、同385円)、ラムを使うカスタードクリームをブリオッシュ生地で包んだ「岡崎おうはん卵のクリームパン」(270円、同275円)など。12月ごろから、好みの具材を選んでもらうパニーニサンドの販売を予定する。

 森さんによると店名のバルブは、カメラの「バルブ機能」から着想したシャッターを開き続けて光を取り込むように、来店者の時間と思いに寄り添ってていねいに見届けたいという願いと、英語で球根の意味を持つことから根を張り、花を咲かせる生命をイメージして付けた物。

 「まずは店名の意味で表現したように、地元に根を張って愛される存在を目指す。将来的には焼き菓子や総菜も製造する計画で、少しセレブなホームパーティーのメニューとして選んで買いに来てもらえるような存在になりたい」と意気込む。

 営業時間は10時30分~19時。水曜・木曜定休。

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