ミニチュアオブジェ作品の限定ショップ-栄に期間限定オープン

「小さな世界、ストーリー展」イメージ。

「小さな世界、ストーリー展」イメージ。

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 東海地区を活動拠点に作家・デザイナーの支援活動を行っている「cabinet(キャビネット)」(名古屋市中区千代田4)は、ラシック(栄3)5階のクリエイトスクエアで期間限定ショップ「小さな世界、ストーリー展」をオープンしている。

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 「キャビネット」は、今年7月にアートイベントのアートディレクター・営業企画スタッフとして活躍してきた男女二人により設立され、企画やテーマに合う作家・デザイナーを探し、展示会やイベントを行うことで、作品の発表や販売の場を提供する活動を行っている。名古屋をはじめ、東京で開催される展示会などにも足を運ぶという。

 今までに、ファッションデザイナーの洋服、バッグ、アクセサリーなどの作品を販売する期間限定ショップのほか、ぬいぐるみやアミグルミなどドールデザイナーの作品と、布地、ボタン、レースなど素材の販売を行う「ドール&マテリアルコレクション」や、和雑貨を中心に取り扱ったショップ「まなつラシック 和テイスト」を手がけてきた。また、レースや布などの素材を作家・デザイナーに安価で提供するサービスも行っている。

 同ショップは、「もともと小さくかわいいものを集めることが好きだった」というキャビネット・杉山さんの思いからテーマを決めた。店内には、小さいもので2~3センチの家や本などをモチーフとしたミニチュアオブジェや手のひらサイズのこけし、不思議の国のアリス、3匹のこぶたなどの物語をモチーフにした靴やバッグといったファッションアイテムなどの作品などが並び、中にはミニチュア本にまとめた作品集もある。参加作家・ユニットは30組で女性が多いという。作品はすべて販売する。また、イベントスペースでの展開が好評で、11月末にラシック内に正規の店舗を構える予定。

 名古屋で活動する作家について、杉山さんは「東京での作品展に出かけ、別の地域の作家の作品を目にすることも多いが、それと比べると名古屋の作家は手先が器用で作りが精密。オリジナリティーのある作品が多いと思う」と話す。11月5日まで。

ラシック

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