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名古屋テレビ塔で岐阜・東濃の地酒と美濃焼のイベント 9蔵が参加、飲み比べも

イベントのチラシを手にPRする、多治見市産業観光課の日比野さん(右)、長谷川さん(中)、岩田さん(左)

イベントのチラシを手にPRする、多治見市産業観光課の日比野さん(右)、長谷川さん(中)、岩田さん(左)

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦)下の広場で3月10日~12日、岐阜県東濃地方の地酒と美濃焼を集めたイベント「MEETS TONO(ミーツ トーノー) 東濃の地酒と美濃焼」が初開催される。

約40種類集めたという酒器の一部

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 多治見市、土岐市、瑞浪市の地場産業「美濃焼」の酒器で東濃の地酒を飲み比べできる同イベントを通じ、東濃の魅力を「一番近い都市」として名古屋でPRする。

 参加酒蔵は、三千盛(多治見市)、千古乃岩酒造(土岐市)、中島醸造(瑞浪市)、岩村醸造(恵那市)、恵那醸造(中津川市)など9蔵。各蔵が新酒やかん酒などを含む3種類の地酒を用意するほか、ノンアルコールドリンクも用意する。

 美濃焼の酒器は窯元や作家から集めた約40種類を用意。参加者は好きな器を選ぶことができる。

 多治見市産業観光課の日比野さんは「色違いや釉薬(ゆうやく)の違いなど40種類以上ある多彩な美濃焼の世界を知ってもらえたら。名古屋ではなかなか飲めない地酒も用意している」と話す。

 当日は、会場でチケットと引き換えで配布するスタータセットに入っている、イベントの通貨「オリジナルタイルコイン」(8枚)を使って、地酒、つまみと引き換える(メニューによりタイルコインの枚数は異なる)。セットには、選べる酒器(持ち帰り可)、ペットボトルの水、当日パンフレット、参加者の目印のリストバンド、酒蔵が語る東濃の魅力をまとめた冊子が付く。

 つまみは東濃の食材を使い、イベントのためにメニュー開発した。瑞浪市のブランド豚「瑞浪ボーノポーク」を使った角煮、日本酒とオリーブオイルで煮た恵那鶏、中津川市のチコリと多治見市の工房で作った燻製とチーズのサラダ、東濃5市全ての食材で作った豚汁など。「ヘボ」(ハチの子)の佃煮も登場する。つまみを盛る小皿も美濃焼で、気に入ったものはそのまま持ち帰れる。

 会場は基本的に立ち飲みで東濃ヒノキなどを使った立ち飲みカウンターを設置する。「地酒、酒器、つまみ、会場の設えまで東濃にこだわった」と日比野さん。地酒の物販コーナー、おちょこをその場で焼き上げるワークショップも展開する。

 チケットは前売り=2,500円、当日=3,000円。ホームページや販売協力店で販売する。会場では追加タイルコイン(5枚=1,000円)の販売も行う。

 開催時間は、10日=17時~21時、11日=12時~19時、12日=12時~17時。

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