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長者町にハンバーガーとステーキの二毛作店「グリルマン」「グリルバーガー」

「グリルマン・グリルマンバーガー」店内のようす

「グリルマン・グリルマンバーガー」店内のようす

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 長者町にオープンしたリノベーションビル「トランジットビル」(名古屋市中区錦2)1階に5月17日、日本の地ビールと肉料理をメーンに提供する「GRILLMAN(グリルマン)」(TEL 052-204-2914)がオープンした。二毛作店として、同22日には同店内で昼に営業する「Grillman Burger(グリルマンバーガー)」もオープンした。

同時に同店併設の古書店「五つ葉文庫」もオープン

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 テレビ塔近くのクラフトビール専門店「KEG NAGOYA(ケグナゴヤ)」(東区東桜1)の姉妹店。店舗面積は約11坪で、席数は24席(着席)と10人ほどの立ち飲みスペースを用意。日本の地ビール10種類と国産ワインを赤・白それぞれ5種類ずつをそろえる。

 「お昼からお酒が楽しめて、おいしい100%ビーフのハンバーガーを提供する店を作りたかった」と話すのは、同店マネジャーの佐藤正和さん。「名古屋にはまだまだ昼間からお酒を楽しめるお店が少ないが、ケグナゴヤで週末・祝日の昼間に営業を行ったところニーズを確認できたので、平日も酒類を提供する新店のオープンを決めた」という。

 メーンメニューのひとつにハンバーガーを選んだことついては、「もともとハンバーガーが好きなので」と笑う佐藤さん。「肉のうま味を存分に味わえるように、ソースなどでの味付けは一切せず、こだわって選んだ北海道産の塩で味付けたパテを使っている」と紹介。「日本で『良い肉』として人気があるのは、脂身が多い肉だが、当店で使うのはあえて脂身の少ない輸入肉の赤身」と佐藤さん。「輸入肉と聞くと、いいイメージをもたない方も多いかもしれないが、最近の輸入肉はとても質がいい上に、脂身が少なくカロリーを抑えられるのが特徴。肉はカロリーが高いと思う方も多いがそれは脂身を多く含んでいるから。赤身はそれほどカロリーを気にしなくてもいいし、体にもいい」と話す。夜には「自慢」の肉を使ったステーキも提供している。

 主なメニューは、「グリルマンバーガー」(1,280円)、ビーフステーキ(1,080円~)、豚ロース昆布塩グリル(980円)、米ナスのガーリックマリネ(480円)、イタリアン冷やしトマト(680円)、国産クラフトビール(680円~)、グラスワイン(550円)など。

 「30代以上が集まる大人の居酒屋を目指している」という同店は、「主に男性に喜んでもらえるようにしている」という。「男性に喜んでいただけたら、男性に女性を連れて来ていただけるし、女性も男性を誘って来てくださる」と佐藤さん。「流行(はや)る店が一つできると、その周辺も盛り上がり、街ができてくる」とし、「ここにわざわざ来たいと思ってもらえるような店にしていく」と意気込む。「飲んだことのないビールを楽しんでもらったり、この店に来ることで食の新たな発見をしていただければ。名古屋の食文化のクオリティーがもっと上がるように頑張りたい」とも。

 営業時間は、グリルマンバーガー=11時~17時、グリルマン=17時~23時。日曜・祝日定休。店内には、壁面一帯を使い古本を販売する「五つ葉文庫 annex」も併設している。

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