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金山にしょうが料理専門店「ジンジャー」―愛知県産・金時生姜使ったメニューをメーンに

左=ジンジャー店長の武岡さん、右=料理長の越智さん

左=ジンジャー店長の武岡さん、右=料理長の越智さん

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 金山総合駅に直結したビルに4月25日、しょうが料理専門店「Jinger(ジンジャー)」(名古屋市中区金山1、TEL 052-339-5011)がオープンした。

こだわりの愛知・稲沢産「金時生姜」

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 店内は、木目のテーブルと白い壁が温かみのある雰囲気で、カウンター4席、テーブル12席を用意。ショウガの良さを生かしたメニューをメーンに展開する同店で使用するのは、栽培方法が特殊で大量生産が難しいと言われる、愛知・稲沢の木村農園で作られた「金時生姜」。購入ルートが限られているという同種を、直接農園から買い付けて使用する。

 「金時生姜を知って、ショウガの見方が変わった」と話すのは同店店長の武岡さん。「身近な食材だが、主役に取り上げられることは少ない。知れば知るほど広がりがあって面白い」とし、「ショウガは体を温める食材だと思われているが、調理方法によっては体を冷やす可能性もあるので、ショウガの効能と正しい調理方法を知ってもらいたい」とも。

 「おすすめは、『長芋のはさみ揚げ』(680円)と『豚のしょうが焼き』(800円)」と話すのは料理長の越智さん。「金時生姜は他のショウガと比べて、えぐみが少なく、すっきりとした味わいで、ソースが爽やかに仕上がる。くどさがなく、女性にもおすすめ」とも。アボカドを使った「エビガドフリッター」(650円)は、同店姉妹店の創作ダイニング「iZoN(イゾン)」(金山2)の定番メニューで、「健康に気を遣う女性にも人気が高い」(武岡さん)こともあり、同店でも取り扱うことにしたという。ほかにも、前菜やサラダ、パスタやピザなど、金時生姜を使ったメニューを1品1,000円以内で提供している。

 ドリンク類は、同店「こだわり」の自家製しょうがシロップを使った「ジンジャエール」「ジンジャーティー」(以上500円)や「モスコミュール」「シャンディガフ」(以上800円)なども人気だという。しょうが料理に合わせたワインやカクテル、ソフトドリンクなども用意する。

 「これから夏にかけて、冷え性や夏バテにも有効なショウガの効能を、料理や飲み物を通じて提供したい。冬には、体の温まる鍋料理など新メニューも展開していきたい」と武岡さん。「お客さまの声を生かして、木村農園さんにも金時生姜のおいしい食べ方を教えてもらいながら、ショウガの魅力を全力で伝えていきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~24時。

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