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書籍「東海の山車とからくり」発売 丸善名古屋本店でトークも

ゆいぽおとから発売された書籍「東海の山車とからくり」

ゆいぽおとから発売された書籍「東海の山車とからくり」

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 東海地方の祭りの魅力を紹介した書籍「東海の山車とからくり」が2月1日、ゆいぽおと(名古屋市東区泉1)から発売された。

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 同書はユネスコ無形文化遺産に登録されている「山・鉾(ほこ)・屋台行事」から、犬山祭、知立まつり、尾張津島天王祭など愛知、岐阜、三重、滋賀で行われる12件を取材。それぞれの祭りの歴史、見どころ、祭り当日の様子などを、豊富な写真を使って詳細に解説している。

 著者は長屋良行さん、水崎薫さん、田中千奈代さん。長屋さんは広告代理店の三晃社に勤務し、愛知県や名古屋市の観光プロモーションを担当。「名古屋おもてなし武将隊」「徳川家康と服部半蔵忍者隊」などを企画している。水崎さんは三晃社コミュニケーションデザイン、田中さんはJTBプロモーションで地域文化の振興に力を注いでいる。同書では3人が12の祭りを分担し、昨年1年かけて取材・執筆を行った。

 3月20日には栄の「丸善名古屋本店」(名古屋市中区栄3)1階イベントスペースで、刊行を記念した丸善ゼミナールが開かれる。前半は「日本人を知るための鏡-祭の底流にある魂-」。元犬山市長で犬山祭保存会会長の石田芳弘さんが、祭りと地元の人々の関わりやユネスコ無形文化遺産登録の意味、犬山祭の魅力などを分かりやすく解説する。後半は著者3人が「取材から見えた祭人の熱き思い」と題して、書籍の内容や取材時の苦労、エピソードなどを紹介。それぞれの祭りの見どころと共に、東海地方の伝統文化や歴史の魅力を語る。

 仕様はA5判変形、120ページ。価格は1620円。問い合わせはゆいぽおと(TEL 052-955-8046)まで。丸善ゼミナールは15時開講。入場無料(定員20人、要予約)。問い合わせは丸善名古屋本店(TEL 052-238-0320)まで。

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