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栄の伏見ミリオン座で「今年上半期の観るべき映画特集」 国内外4作品を再上映

伏見ミリオン座で再上映される映画「この世界の片隅に」(C)こうの史代・双葉社/『この世界の片隅に』製作委員会

伏見ミリオン座で再上映される映画「この世界の片隅に」(C)こうの史代・双葉社/『この世界の片隅に』製作委員会

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 栄の映画館「伏見ミリオン座」(名古屋市中区栄1)で6月24日から、上映企画「今年上半期の観るべき映画特集」を開催する。

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 本年度上半期に同館で公開された映画から評価の高かった作品を選出し、期間限定で再上映する同企画。上映されるのは「この世界の片隅に」(24日~30日)、「わたしは、ダニエル・ブレイク」(7月1日~14日)、「ムーンライト」(1日~7日)、「LION/ライオン~25年目のただいま~」(8日~14日)の4本。

 「この世界の片隅に」は、同館の歴代興行収入1位を記録したアニメ映画。全国63館での小規模公開から始まり、観客動員200万人に達する大ヒット作品となり、「日本アカデミー賞」最優秀アニメーション作品賞、「アヌシー国際アニメーション映画祭」長編部門審査員賞など数々の賞を受賞した。

 「わたしは、ダニエル・ブレイク」は、同館の観客から再映希望の声が多かった作品。名匠ケン・ローチ監督がイギリスの社会保障制度の矛盾を描いた力作で、昨年の「カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを獲得した。

 「ムーンライト」は、本年度「アカデミー賞」で作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞した少年の成長物語。同館スタッフは「重厚なテーマでエンタメ度は低いながらも作品賞を獲得した。映画通向けの作品として当館で見ていただきたい」と呼び掛ける。

 「LION/ライオン~25年目のただいま~」は、25年間迷子だった男が「Google Earth」を使って自分の人生を知り、家族と再会する実話を基にした異色作。同館スタッフは「観客の好感度が高く、スタッフからも推薦の声が多かった作品」と選出理由を挙げる。

 料金は一般=1,800円、大学生・高校生=1,600円、中学校・小学生、シニア=1,200円。7月14日まで。

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