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栄の居酒屋でチャリティー企画キッフオフ 生ビール1リットルで1円寄付

「ハッピーリングチャリティー」を展開する、生ビールを手にしたマルト水谷の梶田知社長

「ハッピーリングチャリティー」を展開する、生ビールを手にしたマルト水谷の梶田知社長

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 栄エリアにある居酒屋「名古屋大酒場 だるま」(名古屋市中区錦3)で11月1日、生ビール1リットルで1円が寄付されるチャリティーキャンペーン「ハッピーリングチャリティー」のキックオフイベントが開かれた。

ジョッキでビールを飲んだ際にできる泡の線「ハッピーリング」

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 同キャンペーンは、名古屋市を中心に、愛知、岐阜、三重に向け酒類、飲料、などを卸販売する業務用総合卸販売会社「マルト水谷」(本社=春日井市)が主催するもの。キャンペーン参加店で飲まれた生ビール1リットルに対し1円を、同社が「子ども食堂」や「その問題解決に取り組む団体」に寄付する。

 同社は2015年度、2016年度にあいちコミュニティ財団と共同でチャリティー企画を実施してきたが、本年度は単独で開催。ジョッキでビールを飲んだ際にできる泡の線(リング)を同社で作った言葉「ハッピーリング」と名付け、「うれしい、幸せなハッピーな輪を広げたい。子どもたちにも届いて全ての方がハッピーになれるように」という思いを込め企画名に採用した。

 同社の梶田知(さとる)社長は「自分もチャリティー企画をやるまで、子どもたちが置かれている貧困の状況をよく知らなかった。まだ知らない方もいると思うので、飲食店の方にも協力いただいて知るきっかけをつくった。おいしいビールが飲めることは恵まれていることだと思うので、厳しい環境に置かれる子どもたちについて少しでも考えてもらえるきっかけになれば」と話した。

 本年度スタート時で、2099店舗がキャンペーン企画に参加。開催中も参加店が増える見込みで目標は2500店舗。寄付金の目標は430万円に据える。企画参加店ではポスターや卓上POPでPRしている。

 キャンペーンは2018年2月28日まで。

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