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名古屋で「トリエンナーレスクール」 多彩なゲストで現代アートへの理解深める講座

トリエンナーレスクール第1回のゲストは編集者の空閑理さん

トリエンナーレスクール第1回のゲストは編集者の空閑理さん

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 アートラボあいち(名古屋市中区丸の内3)ほかで2月24日から、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に向けたシリーズ講座「トリエンナーレスクール」が始まる。

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 現代アートへの理解を深めてもらうため、多方面で活躍するアーティストや専門家をゲストに迎えてさまざまな視点から切り込む同講座。現代アートに対する考え方や学び方を、「レクチャー」と参加者同士の「ディスカッション」の2部構成により発見していく。第1回は2月24日にアートラボあいち、第2回は3月18日に名古屋市美術館(中区栄2)2階講堂で開催する。

 第1回のテーマは「アーティスティック/ディスカバー 地域の魅力を見つめる方法」で、ゲストはデザイナー集団「D&DEPARTMENT PROJECT」の一員として「あいちトリエンナーレ2016」に参加した編集者の空閑理さん。都道府県をデザイン的観点から選び、観光ガイド「d design travel」としてまとめる活動をしていた空閑さんが、トリエンナーレの開催目的の1つである「地域の魅力の向上」について「地域の魅力を探り出す方法」という切り口から講義を行う。

 第2回のテーマは「アーティスティック/ディスカッション 地域を作る対話方法」で、ゲストは高知県佐川町の堀見和道町長。佐川町はまちづくりの指針となるマスタープラン(基本計画)を住民・役場職員が協力して議論を重ねながら作成。ソーシャルデザイン「みんなでつくる総合計画」で、2016年度のグッドデザイン賞を受賞した。同プロジェクトにプロデューサーの1人として取り組んだ堀見町長が、ボランティアや地域住民等、多くの人が関わるトリエンナーレについて、コミュニティーづくりの視点から語る。

 開講時間は14時~16時。参加無料。事前申し込みが必要(先着順)。申し込み締め切りは第1回=2月19日、第2回=3月12日。定員は第1回=70人(1部のみ35人、1部・2部35人)、第2回=130人(1部のみ65人、1部・2部65人)。

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