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久屋大通公園北エリアの再整備計画案が決定 テレビ塔南側に水盤も

もちのき広場上からテレビ塔を臨むイメージパース

もちのき広場上からテレビ塔を臨むイメージパース

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 名古屋市は2月14日、久屋大通公園(名古屋市中区)の北エリア・テレビ塔エリアを再整備・運営する事業者に、三井不動産を中心に大成建設・日建設計・岩間造園(名古屋市瑞穂区)の4社で構成するグループを選定したと発表した。

桜通からテレビ塔を臨むイメージパース

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 同事業は、2020年7月ごろの完成を目指し外堀通から錦通までの南北870メートルにわたり大規模な再整備を行うもの。都市公園法改正の新制度「PARK-PFI制度」を導入し、飲食店や売店などの収益施設を設け、再整備と公園を一体的に民間事業者に任せる。

 昨年10月に公募を開始していた同事業には三井不動産グループのほか、三菱地所を中心とするグループが名乗りを上げていた。

 採用された三井案は、テレビ塔南側にその姿が映り込む全長100メートルの水盤を設置するほか、芝生など合計1万平方メートルの広場を作る。水盤は、イベント時には水を抜いて広場にしたり、冬はスケートリンクにしたりと用途によって自在に姿を変える機能を持たせるという。併せて、常設ステージや飲食や物販を行う収益施設を北エリアとテレビ塔エリアに点在するように建設する。

 同市は「国際競争力の強化につながる革新性と新しい景観の創出につながる提案だった。今後は地域や市民の方々と連携を図りながら提案内容が具現化されることに期待している」とコメントしている。

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