錦3丁目に2月1日、懐石和食と鉄板焼き店「錦輝茶寮(きんきさりょう)」(名古屋市中区錦3、TEL 052-972-7003)がオープンした。
店舗面積は約25坪。カウンター6席とテーブル席3部屋、座敷3部屋の計30席を設ける。店内は旅館をイメージした和空間にし、カウンター席以外はすべて個室にした。
錦3丁目は飲食店が多く集まる繁華街。オーナーの清水さんは「錦というにぎやかな土地柄だが、大事な人をおもてなしできる落ち着いた空間を提供できる場所」をコンセプトに掲げる。店名の「錦輝茶寮」は「来てもらった人たちがこれからも輝いてもらえるよう、錦3丁目でずっと輝いた店であり続けられるように」と思いを込めた。
メーン料理は食べ応えがあり、素材の味をシンプルに生かせる「鉄板焼き」。コース料理を中心に山のもの、海の幸を提供する。「外出時に2時間同じ場所に座っているのは映画か食事のときくらいなのでは」と清水さん。コース料理を「一つのドラマに見立て、緩急を付けたメニュー構成にした」。
主なコースは、メーンの鉄板焼きが選べる懐石鉄板コース「楓」(全7品=4,500円)、「宴」(全9品=5,500円)。鉄板焼きは「本鮪ホホ肉」「あわび磯焼き」「伊勢海老」などの魚介系と「黒毛和牛サーロイン」「黒毛和牛 牛タンしゃぶしゃぶ」「イベリコ豚」などの肉系を取りそろえる(メニューによって追加料金有り)。宴会用のコースも3種(6,500円、8,500円、1万円)を用意する。
オープンして半月、3月の歓送迎会の予約もすでに入ってきているという同店。清水さんは「何気ない1日を思い出の1日に変えるような料理を提供していきたい」と意気込みをみせる。
営業時間は17時~24時。日曜定休。