松坂屋名古屋店(名古屋市中区3、TEL 052-251-1111)は現在、同店の物産展の中で最も人気のある「大北海道物産展」を7階大催事場で開催している。
2008年秋には、1週間で過去最高の4億2千万円を売り上げた同展。1日の売り上げとしては日本一となる6千万円も達成している。昨年10月に開催した際には、会期を2週間に延長、売り場面積も拡大し、「真の物産展売り上げ日本一」を狙い展開し6億円以上の売り上げを記録した。
3月1日に「大丸松坂屋百貨店」として新しいスタートを切った同店。今回の開催は「大丸松坂屋百貨店誕生記念」のタイミングに合わせた。今年は松坂屋名古屋店が「デパートメントストア100周年」を迎える年であることから、物産展内での特別企画も展開している。
今回は、食品=10店舗、工芸=3店舗の計13店舗が初出店し、計105店舗が展開している。中でも「プルマンベーカリー」のカレーパンや、「菓子工房フラノデリス」のプリン、100周年企画の弁当類が「好調」(同店広報担当者)だという。
「秋口は旬な食材が多いため、昨年の開催に比べると集客は落ちるかもしれないが、今回も5億円以上の売り上げは達成したいと思っている」とし、「残り1週間でどう動くかにかかっているが、現在の状況を見ると目標は達成できるのでは」と期待を込める。
2日からは一部店舗が入れ替わり、展開する。営業時間は10時~19時30分(2日、9日は17時まで)。今月9日まで。