食品販売を手掛ける大友産業(名古屋市中区錦2、TEL 052-231-5181)は、尾張の英傑・織田信長をモチーフにした「尾張英傑カレー」を本能寺の変が起きた6月2日に合わせ発売する。
数多く戦国武将を輩出している地元尾張の地の利を生かし、2008年から武将の家紋をあめにデザインした「戦国飴」を販売する同社。これまで29種類を順次発売し、約4万8000個を売り上げた。
今回は、それに続く関連商品として織田信長をモチーフにした「尾張英傑カレー」を考案。織田信長が赤ワインを好んで飲んでいたという逸話から、赤ワインと国産牛肉をじっくり煮込んだ辛口カレーに仕上げた。
「1袋(200グラム)あたり30グラムの国産牛肉を使い、さらにペーストした牛肉(22グラム)をカレーソースにぜいたくに溶かし込み赤ワインで風味付けした」と社長の加藤陽介さん。「口に含んだ瞬間は甘くフルーティーな味わい。後から牛肉のうま味が口に広がる。食べているうちにだんだん辛くなって汗が吹き出てくる、三度楽しめる新感覚のカレー」とアピールする。
パッケージは、武将イラストレーターで知られる諏訪原寛幸さんが描く織田信長のイラストを大胆にあしらい、迫力あるパッケージに仕上げた。
「歴史や信長好きな方、名古屋の観光土産にぜひどうぞ」と加藤さん。「名古屋のご当地カレーといえば尾張英傑カレーとなるように全国に知ってもらえたら」と期待を寄せる。
価格は630円。同社が運営するネットショップ「戦国飴本舗」で販売するほか、名古屋市内観光施設や全国の戦国あめ卸販売先の土産店やミュージアムショップで順次取り扱う予定。