名古屋パルコ西館8階(名古屋市中区栄3)のギャラリー「パルコギャラリー」(TEL 052-264-8370)で10月21日から、写真展「川島小鳥写真展『未来ちゃん』」が開催される。
写真家・川島小鳥さんは東京都出身。2007年に、1人の少女を4年間撮り続けた作品集「BABY BABY」を刊行し、注目を集める。2011年に、少女の1年間を四季折々の美しい情景とともに追いかけた作品集「未来ちゃん」を刊行。雑誌「BRUTUS」の写真特集の表紙に抜てきされるなど話題となり、現在までに7万部を超える人気作品集となっている。同作は第42回講談社出版文化賞「写真賞」を受賞した。
川島さんが名古屋で大型の個展を開催するのは初めて。本展は写真集「未来ちゃん」と連動した写真展で、同作のブックデザインを手掛けたブックデザイナー・祖父江慎さんが監修を担当。会場を生き生きとした未来ちゃんの姿で埋め尽くす。「渋谷展、大阪展、福岡展の累計来場者数は2万5000人を超えた。自分の中にある幼いころの記憶や、いつかどこかで見たような景色に共感し、誰もが『未来ちゃん』になってしまう。そんな展覧会になる」と担当者の垣本さん。
開催時間は10時~21時(入場は閉館の30分前まで)。入場料は、一般=300円、学生=200円、小学生以下=無料。11月3日まで。