松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)南館7階の松坂屋美術館(TEL 052-264-3611)で現在、「生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展」が開催されている。
ミッキーマウスなどの人気キャラクターの生みの親で、「白雪姫」「ピノキオ」「シンデレラ」など数多くの長編アニメーションを世に送り出してきたウォルト・ディズニー(1901-1966)。
生誕110年を記念し行われる同展では、米ディズニー本社から届いた貴重な資料をはじめ、サンフランシスコにある「ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアム」収蔵の日本初公開となるウォルトの愛用品やコレクションのほか、セル画や関連グッズなど約700点を展示。戦争や不況の時代に生きながらも、数々の構想を実現してきたディズニーの生涯を紹介する。
会場各所にはフリーハンドで描かれたキャラクターが登場。日本に3人しかいないというディズニー公認のキャラクターアーティストが会場設営の合間に残したものだという。
「キャラクターだけでなく、ウォルト自身の生涯に迫った展覧会。子どもだけでなく、大人も楽しめる内容になっている」と学芸員の田中さん。「ディズニーの世界観に触れ、『夢を持つことが全ての始まり』という彼の言葉を感じとってほしい」とも。
期間中、松坂屋美術館併設のミュージアムショップでは限定グッズも販売。Tシャツやステーショナリーなど、会場限定のオリジナルグッズや「ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアム」のみで販売するグッズを並べる。
開館時間は10時~19時30分(入館は閉館の30分前まで)。入館料は、一般=1,000円、高大生=800円、中学生以下無料。1月20日まで。