栄の名古屋テレビ塔近くに3月21日、ワインショップ「VIN FARE(ヴァン・ファーレ)」(名古屋市東区東桜1、TEL 052-265-7893)がオープンした。
栄の鉄板料理「TEPPAN & WINE MASA」がプロデュースする同店は、国内外合わせて300種類のワインを取り扱う。価格帯は、「普段から買いやすいように」と2,000円前後のワインが中心。ワインのほかにも、ワインに合うチーズやおつまみ、調味料なども販売する。店舗面積は36坪。
店名について、「『VIN=ワイン』と『FARE=創造する』を掛け合わせた造語で、ワインを中心に、お客さまの生活を創造するお手伝いができれば」と、店長の加藤さん。「普段からワインを楽しんでもらえるように、安くておいしいものを提供したい。今はイタリア産やフランス産のものや赤ワインが多めだが、国によって味わいも異なるので、バラエティーに富んだものを紹介していければ」とも。
加藤さんのおすすめは、「これからの季節にぴったり」というスパークリングワイン「クレマン・ド・ロワール」(2,258円)。「シュナン・ブランを使い、フランスのロワール地方でシャンパンと同じ製法で作られたワイン。泡立ちがきめ細かく、すっきりとした辛口。価格もお手頃なので、毎日飲んでも飲み飽きない」
ほかにも、和食に合う「手軽で手頃な」ワインを特集している。産地はイタリアやオーストリア、ポルトガルなど。「切れ味のいい白ワインは、すしや魚料理との相性もいい」という。店内奥にはカウンター席もあり、ワインの試飲もできる。店内のボトルワインを1,050円で持ち込むことも可能。おつまみは8~10種類を提供し、ワインバーとしての利用も見込む。
同店では、5月18日にテイスティングイベントも開催。赤・白・スパークリングのおすすめを30種類、テイスティングワインとして提供する。開催時間は13時~17時(最終受付は16時30分)。参加料金は2,100円。予約優先。
「当店では、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネのほかにも、ぞれぞれの産地で土着のブドウ品種を使ったワインも紹介している。固定概念にとらわれずに、飲んでおいしいものをいろいろと試してもらいたい。もっと気軽にワインを楽しんでいただくためのスペースとして、ご利用いただければ」と、来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~21時。月曜定休(月曜が祝日の場合は翌火曜)。