栄の名古屋テレビ塔東に4月12日、大衆タイ料理店「東桜(ひがしさくら)パクチー」(名古屋市東区東桜1、TEL 052-253-5892)がオープンした。
京都に本店を持つ「タイキッチン・パクチー」のフランチャイズ店。「タイの食文化を気軽に楽しんでもらえれば」とタイの大衆料理をメーンに展開する。店舗面積は40坪。席数は49席。
フードは約40種類。タイ東北部・イサーン出身のシェフが作る料理は、「辛味があり、日本人の口によく合う味付け」と、同店店長の筒井さん。価格帯は、ランチが580~950円。ディナーは2,000円前後に設定している。
定番のランチメニューは、「グリーンカレー」(580円)や「パッタイ(タイの焼そば)」(630円)など約6種類。平日限定約10食の「バンコクランチ」(950円)は、「少しずついろんな種類のタイ料理を楽しみたい」という要望に応えて、生春巻きやトムヤムスープなど全7種類のメニューを1つのランチに盛り込んで提供する。
ディナーメニューの筒井さん「おすすめ」は、「香草入り卵焼き」(Lサイズ=680円、Sサイズ=620円)。「揚げ焼きのようなふわふわとした食感がやみつきになる」という。東桜店限定メニューとして、イサーン風に味付けした牛肉のステーキ「スワロンハイ」(1,080円)やソフトシェル(カニ)を使った「プーパッポンカレー」(1,380円)も「おすすめ」。
ドリンクはタイでなじみのビールやソフトドリンクを提供する。「タイではよく見かける『ビールタワー(2リットル=2,400円、3リットル=3,500円)』は、生ビールを自分でついで飲むことができ、大人数のときにも楽しめる」。ビールは、特製タイハーブに漬け込んだ「ハーブ風味の鶏唐揚げ」(500円)との相性も「ばっちり」という。
中学生の子どもを持つ筒井さんは、「仕事と家庭の両立は大変で、家を留守にしたり、睡眠時間を削られたりすることも多い。それでも、家族の励ましや協力のおかげで続けられているので、とても感謝している。お母さんの背中を見て、子どもが分かってくれればいいかな」と、ほほ笑む。「皆さんからアドバイスをもらいながら、お客さんにタイにいるような感覚も味わってもらえるようなお店にしていきたい。タイに行ったことのある方も、行ったことのない方も、当店で『タイ験」してもらえれば』と、来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時30分(共にラストオーダー)。日曜定休。