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大ナゴヤ大学、地域の文化と歴史テーマに新プロジェクト始動へ

学長の加藤幹泰さん(左)と事務局長の大野嵩明さん(右)

学長の加藤幹泰さん(左)と事務局長の大野嵩明さん(右)

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  「街中がキャンパス、誰でも先生誰でも生徒」を活動の軸に掲げるNPO法人「大ナゴヤ大学」(名古屋市中区大須3、TEL 070-5459-8213)は現在、名古屋の文化と歴史をテーマにした新プロジェクトを進めている。

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 「文化・歴史と聞くと、難しそうというイメージが先行するが、知るととても面白く、今につながっていることが分かる」と話す同団体学長の加藤幹泰さん。「実は僕も最初は歴史には興味がなかった(笑)」と振り返る。「地域の魅力を見つけて発信している大ナゴヤ大学が、地域の歴史や根付いている文化を知ることと、その魅力を伝えていく必要があると気づいた」

 これまでのつながりで出会えた文化人や歴史に詳しい人などの話を聞き、「分かりやすく、面白くかみ砕かれた話を聞いて、歴史に興味を持ち始めた」といい、今ではいろいろな本を読み、面白さや知識を周りに話すまでにもなったという。「まだまだ初級編ですけどね。でも知るきっかけがあれば、その面白さが分かる。文化・歴史の『魅力的な出合い』を名古屋の皆さんに届けられたら」と意気込む。

 今後、名古屋の歴史や文化を軸としたイベントと「授業」の開催をはじめ、情報誌の発行、ホームページの開設のほか、フェイスブックなどSNSを使った情報発信・交換の場を設定するという。名古屋市の緊急雇用事業として行うもので、現在スタッフを募集している。詳細は同団体のホームページで確認できる。

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