大須の「シアターカフェ」(名古屋市中区大須2)で2月15日~21日、女性監督による短編ホラー映画の特集上映「東京スクリーム・クイーン映画祭in名古屋」が開催される。
「東京スクリーム・クイーン映画祭」は世界中から集められた女性監督によるホラー、ダークファンタジー短編を上映するイベント。昨年10月に東京・渋谷で第1回が開催され、25作品が上映された。ホラーというジャンルに挑戦する女性監督にスポットライトを当て、作品の魅力を発信する。
今回の特集上映では3プログラムで計19作品を上映する。内容は以下。
Aプログラム=自らを永遠の姫君だと名乗る老婆に捕らえられた2人の若い女性の恐怖を描く「エターナル・プリンセス」、2人の殺人鬼が同じ場所に死体を捨てにきてしまう「キラーズ」など6本。
Bプログラム=アパートの上階の騒音を注意しようとした男の悪夢を描く「共食い」、ゾンビになった妻を自宅に隠していた男が迎える恐怖の結婚記念日「記念日のディナー」など7本。
Cプログラム=ある臨床心理研究の実験に参加した被験者たちが謎の死を遂げる「暗闇」、殺人鬼たちが集まり、それぞれの罪を告白する「集会」など6本。
同店の江尻真奈美さんは「女性監督の本領発揮ともいえる『かわいい、けど怖い…』をテーマにしたホラー作品をラインアップした。1月に女性限定の試写会を開催し、反応は上々。日本のほか、アメリカ、スペイン、香港など世界中から集まった短編ホラーを楽しんでいただけたら」と来店を呼び掛ける。
上映期間中、名古屋市西区の洋菓子店「プランタン」とのコラボで「ホラースイーツ」を提供する。ホワイトチョコで眼球をイメージした「目玉チョコ」やレモンクリームを脳みそのようにトッピングした「脳みそカップケーキ」などを用意する。
料金は1プログラム1,300円。スケジュールは同店ホームページで確認できる。火曜定休。