栄の久屋大通北に3月11日、フランス食堂「Brasserie Arles(ブラッスリー・アルル)」(名古屋市東区泉1、TEL 052-961-1123)がオープンした。同店はフレンチレストラン「DINING 六区(ダイニング・ロック)」(同区泉1)の姉妹店。
南仏アルルの街角にある気取らない雰囲気のブラッスリーをイメージしたという同店は、「小粋なフランス的ビアホール」をコンセプトに、南仏を意識したビストロ料理やビール、ワインを提供する。店舗面積は26坪。席数は28席。
「ブラッスリーの発祥は、フランスのアルザス地方の人々が始めたビアホールのようなレストラン。フランスでもビールはよく飲まれている」と同店オーナーの白坂さん。「店に入ると気持ちが明るくなるような、ちょっとおしゃれで、ほどよい安っぽさを楽しむことができる小粋な雰囲気の食堂にしていきたい」
14年前に南仏で料理の修業をした白坂さんは、南仏料理について、「トマトやオリーブなどの野菜がおいしい。味が強く、大地の力を感じて衝撃を受けた。そうした素材の味を生かして、シンプルに調理する。ハーブを多く使うのも特徴」と話す。
ランチは3種類(1,200円~)。ディナーはアラカルトで約25種類を提供。「プロバンス風の牛肉煮込み」など。客単価は4,000円程度。
ドリンクは、「レーベンブロイ」の生ビール(600円)のほか、「クローネンブルグ」「レフ」「シメイ」などの世界各国瓶ビール15種類を提供。ワインは南仏産をメーンに70種類を取りそろえる。「南仏のワインはキャラクターに富んでいて、一概にこうした味わいだとは言えないが、ロゼや自然派のワインがおすすめ」とも。
白坂さんは「料理やお酒をワイワイと気軽に楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~22時30分。日曜定休。毎月1回不定休。