金城ふ頭(名古屋市港区)で4月15日、テーマパーク「LEGOLAND JAPAN(レゴランド・ジャパン)」の着工式が行われた。
同施設はレゴブロックを使った屋外型テーマパークで、名古屋市と英国のテーマパーク運営会社「マーリン・エンターテイメンツ」が昨年、着工と開業のスケジュールを正式発表。2017年4月~6月に開業する。現在、屋内型の体験施設「レゴランド・ディスカバリー・センター」が東京にあり、今月23日に新たに大阪にオープンするが、屋外型の大型テーマパークは世界で8番目、日本では初となる。
金城ふ頭に建設されるレゴランドは広さ9.3ヘクタールの土地に、乗り物や体験型アトラクションなどを設置する。「ミニランド」は日本や名古屋の象徴的な建物や風景をレゴで表現。レゴブロック約22万5,000個で作る名古屋城を展示する。周辺にはホテルや商業施設なども建設する予定。名古屋市は年間180万人の来場者を見込んでいる。
着工式にはマーリン・エンターテイメンツのニック・バーニーCEOと河村たかし名古屋市長が出席。地元の幼稚園児と一緒に、約2万個のカラフルなレゴブロックを積んだ山にくわ入れを行った。バーニーCEOから河村市長に、パートナーシップの象徴としてレゴブロックで作られた「しゃちほこ」が贈呈された。
バーニーCEOは「名古屋市は日本国内のみならず、世界中から訪れる方々にとって、家族で過ごす重要なレジャースポットになると確信している」と語った。