栄のナディアパーク(名古屋市中区栄3)で6月17日・18日、「徳川家康と服部半蔵忍者隊」メンバーのオーディションが行われた。
愛知県の観光PRを強化することを目的に新たに結成する同隊。徳川家康に仕えた服部半蔵ら6人の忍者ユニットが、パフォーマンスやおもてなしで愛知の魅力を県内外に紹介していく。
メンバー募集には84人の応募があり、書類選考を通過した約60人が東京・名古屋でオーディションに参加。忍者や愛知県に関する思いや特技を披露した。名古屋オーディションには京都、伊賀など県内外から、俳優、ダンサー、会社経営者、プロレスラー、学生など多彩なプロフィールの応募者が参加して、それぞれの忍者愛をアピール。殺陣、アクロバット、ボイスパーカッション、歌などさまざまな特技を披露した。
愛知県振興部観光局の安達智志さんは「いろいろな経験を持った方々が集まり、魅力的なアピールと情熱に圧倒された。採用したい人が多すぎて選考は大変になるはず。愛知県を盛り上げたい、自分の力で貢献したいという人がたくさんいる。それを観光PRにしっかり生かしたい。忍者は海外でも人気のある題材。海外からの観光客の増加に貢献できるコンテンツにしていけたら」と話す。
同隊はメンバー6人の決定後、6月30日から研修を行い、8月に栄・大須などで開催される「世界コスプレサミット」でのお披露目を予定している。