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名古屋テレビ塔展望台にプロジェクションマッピング 夜景と映像ショーのコラボ

名古屋テレビ塔で開催されている「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED-万華鏡花火を星空に-」

名古屋テレビ塔で開催されている「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED-万華鏡花火を星空に-」

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区栄錦3、TEL 052-971-8546)展望台のスカイデッキで7月18日から、プロジェクションマッピングによるイベント「CITY LIGHT FANTASIA(シティライトファンタジア)by NAKED-万華鏡花火を星空に-」が開催される。

テレビ塔の窓に幻想的な映像を投影

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 手掛けるのは、テレビ番組、ミュージックビデオなど多ジャンルの映像作品やグラフィックデザインを制作するクリエーティブチーム「NAKED(ネイキッド)」。同チームはこれまで、東京駅や東京国立博物館などの建物を使ったプロジェクションマッピングイベントや、「進撃の巨人」のエンタテインメントショーを演出・制作するなど全国で活躍している。

 同企画は夜景とプロジェクションマッピングを融合した同チームの新しい映像ショー。透明なフィルムに映像を映す技術を用いて、戸外の夜景の眺めをそのままに展望台のガラス窓にプロジェクションマッピングを投影し、今までにない夜景体験を生み出す。大阪・あべのハルカスに続き名古屋テレビ塔が2カ所目の実施となる。

 映像のテーマは「子供の頃に見た未来都市」。環境省が「日本一の星空」と認定した長野県阿智村の星空をモチーフにしたCG映像や、万華鏡をイメージした花火アートワークなどが、展望台3エリアに約5分程度かけて投影される。

 15日に行われたメディア向けレセプションで名古屋テレビ塔・大澤和宏社長は「どの街でも新しい魅力を作り、国内外の方に足を運んでもらうことが観光の大きなテーマとなっている。名古屋は思い出に残るような夜の魅力をどう作るかが大切。今回は街の夜景をベースに迫力のある映像を追加して、これまでにない展望の新しい魅力を作った。この企画で61年目を迎えたテレビ塔の展望事業の新たなスタートにしたい」と意気込む。

 ネイキッド・村松亮太郎代表は「夜景はロマンチックで、嫌いな人はいない。しかし意外と見に行く機会がなくなったという人もいるのではないか。この企画で夜景やタワーの新しい楽しみ方を提示して、再び楽しめるきっかけを作りたかった。夜景に少し魔法をかけて、夢の映像を作り出した。街のリアルな風景と映像がコラボレーションするので、それぞれの街ならではの内容になる。今回もテレビ塔の90メートルの高さから見える景色と合わせて、すてきな映像は何かを考えた。夜景と映像体験を同時に楽しんで、あらためて街の魅力を感じていただきたい」と話す。

 主催者あいさつの後、阿智村観光協会・小島嘉治理事も交え、3人でカウントダウン。スカイデッキの窓に鮮やかなプロジェクションマッピングの映像が映し出された。レセプション参加者は幻想的な未来都市の姿と、名古屋栄の夜景を楽しんだ。

 上映開始時間は、7月18日~8月10日=19時30分~、8月11日~8月31日=19時~、9月1日~9月27日=18時30分~。上映終了は22時。入場料は、大人(高校生以上)=1,000円、子ども(小中学生)=500円。9月27日まで。

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