名古屋グランパスのゴールキーパー楢崎正剛選手が10月3日、柏レイソル戦でJ1リーグ通算600試合出場を達成した。同記録はJ1史上最多出場。
楢崎選手は奈良県出身。1995年に横浜フリューゲルス(現・横浜F・マリノス)で初出場し、1999年にグランパスに移籍。ワールドカップ出場、ゴールキーパー初のJリーグMVP受賞など日本を代表する守護神として活躍してきた。
楢崎選手は「今回の記録は皆さんに支えていただき、プロとして日々の練習や試合に取り組むことができた結果と感じている。今後もまだまだ一サッカー選手、一ゴールキーパーとして成長できるようにサッカーと向き合っていきたい。そして、これまで以上に皆さんの期待に応え、喜んでもらえるようなプレーを目指して頑張るので、引き続きご声援よろしくお願いします」とコメントを発表した。
グランパスは7日、同選手の記録達成を祝う特設サイトを開設。初出場から600試合までの足跡を写真で振り返るとともに、縁のある元チームメイトやライバル選手、サポーターからの祝福メッセージを紹介している。
達成後初のホームゲームとなる10月24日のアルビレックス新潟戦(パロマ瑞穂スタジアム)は、「楢崎正剛J1 LEAGUE 600 GAMES」と題し、さまざまなイベントを開催する。
来場者全員に各入場ゲートで楢崎選手のキーパーグローブをイメージした「記念ペーパーグローブ」を贈呈する。選手全員がオリジナル記念トレーニングウエアでウオーミングアップを行い、オリジナル記念Tシャツを着て入場。記念Tシャツはスタジアムオフィシャルグッズ売店で発売する。試合前にはセレモニーを開催。正面ゲート前広場や場内場外飲食売店では「600円グルメ」メニューを販売する。
オフィシャルネットショップ「グランパスダイレクト」では記念商品を発売。「額縁入り記念ユニ&記念GKグローブ」や、記念フォトフレーム、ビッグフォトバスタオルなどを販売する。