金山駅南口で6月4日・5日、手羽先料理を楽しむイベント「手羽先サミット2016」が開催された。主催は金山商店街振興組合。
金山に全国各地の人気メニューを集めて手羽先の魅力を発信する同イベント。3回目となる今回は愛知のほか、北海道から九州まで20店舗が参加。自慢のメニューで味を競い合った。会場には店舗ブースのほか、ビール売り場も設置。 2日間合計で4万1000人の来場者が訪れ、バラエティーに富んだ手羽先料理とドリンクを楽しんだ。
5日夕方には来場者の投票によるグランプリを発表。宮崎県から参加した「手羽先番長」の3連覇挑戦が注目される中、地元愛知から出店した「世界の山ちゃん」のメニュー「幻の手羽先」が4149票を集めて初のグランプリを獲得した。同店代表は「名古屋にやっとグランプリを持ってくることができて、本当にうれしい。私たちは手羽先で売っている店。今回は普段から店でもアピールを行い、当日の参加スタッフも充実させ、全社的なイベントとしてグランプリを目指した。たくさんの方に食べていただき、イベント自体も盛り上げることができた」と話す。
グランプリのトロフィーを手渡した大村秀章愛知県知事は「手羽先は名古屋めしの代表選手。今回も素晴らしい戦いを楽しませてもらった。地元の頑張りと共に、他県の魅力的なメニューに手羽先文化の広がりも感じた。この盛り上がりを来年以降につなげ、どんどん大きなイベントにしていただけたら」とあいさつ。スタッフらと共に「手羽先コール」でイベントを締めくくった。
同会場では名古屋の芸能活動を活性化させ、原石を発掘するためのイベント「芸どころ名古屋パフォーマンスコンテスト」も開催。伝統芸能や大道芸など愛知を中心に活躍するさまざまなジャンルの出場者がパフォーマンスを披露した。