栄のオアシス21（名古屋市東区東桜1）で9月24日・25日、イベント「虹のカーニヴァル」が開催された。

さまざまな身体表現が集合

　開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」の一般参加型プログラムとして行われた同イベント。フラメンコ、日本舞踊、サンバ、アクロバット、ストリートダンスなどのさまざまな身体表現がプロアマ問わず集合し、ジャンルを横断した祝祭空間をつくり上げた。

　会場は大道芸やダンスのショーを楽しむ人や、フラフープ、一輪車、ジャグリングなどのワークショップに参加する人などでにぎわった。

　会場内に設置されたマーケット「ツクロッカ縁日」では、輪投げや射的にデジタルファブリケーションなどの先端的な手法を取り入れた遊びを提供。来場者は遊びを楽しみ、縁日の出展者が3Dプリンターやレーザー加工、電子工作などで制作した作品を景品として受け取った。

　24日夜には土田晴信オルガンカルテットによるジャズライブ「オルガンジャズの夕べ」を開催。25日夜のフィナーレイベント「虹のカーニヴァル」では、太鼓ドラマーで作曲家のヒダノ修一さんらによる「ヒダノスペシャルレインボーバンド」の演奏で全てのダンサー、大道芸人らが登場してダンスを披露。来場者有志もダンスに参加し、大団円を迎えた。