タカラトミー(本社=東京都)は10月7日、オアシス21(名古屋市東区東桜1)地下1階にトミカの直営専門店「トミカショップ名古屋オアシス21店」(TEL 052-955-3381)をオープンした。同店は東京店に次ぎ全国で2店舗目。
トミカは、1970年に「日本の子どもたちが手軽に楽しめる手のひらサイズの国産車」をコンセプトに誕生したダイキャスト製のミニカー。発売36年目を迎え、これまでに約670車種、累計4億9千万台を販売している。
トミカのパッケージカラーの赤と白を基調とした同店の店舗面積は約38坪で、トミカなどの玩具のほか、アパレルや日用雑貨、書籍など約千アイテムが並ぶ。
新店舗では名古屋店ならではの展開として、ファンの多い2000GTをはじめとする懐かしの名車や最新の乗用車やはたらく自動車など、地元を代表する自動車メーカー、トヨタ自動車の車種のみ約200車種を集めた「トヨタコレクション」を店内に設けた。
そのほか「トミカ組み立て工場」を常設し、ボディーやシートなど好きなパーツを選んで目の前でトミカを組み立てるサービスを提供。また、全国で初となるドライブゲーム機を設置するなど、ファミリーで楽しめる様々な工夫を凝らしたのも特徴。
トミカショップ2号店を名古屋に出店したことについて担当者は、「名古屋は今とても活気のある街であることと、自動車産業が盛んな地域だということから出店を決めた。車に対する意識が高いこのエリアでは、よりトミカを愛してもらえるのでは」と話している。
現在、オープンを記念して「トミカリミテッドヴィンテージ トヨペットクラウン消防司令車」(1,029円)を発売している。