
大衆居酒屋「ひとくち餃子(ギョーザ)ストライク 栄総本店」(名古屋市中区栄3)が9月14日、栄にオープンした。
「無限ギョーザを目指して開発した」という看板メニューの「ひとくち餃子」
2021年にオープンした「名古屋駅本店」(中村区)に次ぐ2号店。店舗面積は、1号店に比べ約1.5倍となる約43坪。席数は、テーブル席・カウンター席85席、個室席18席。運営は「新日本実業」(中区)。
飲食営業部部長の横尾剛さんによると、店名の「ストライク」は、店舗のコンセプトワード「ひとくち餃子をつまみにサワーとハイボールがど真ん中(にくる)」や、日本の真ん中に位置する愛知・名古屋発の店との思いから名付けたという。
看板メニューの「ひとくち餃子」(6個=290円)は、野菜を多く使ったというあんを薄皮で包んだ一口サイズの焼きギョーザ。横尾さんは「お酒のあてにもご飯のおかずにもなるように、しっかり目の味付けにした。味も価格もたくさん食べられる『無限ギョーザ』を目指した」と自信を見せる。
栄総本店限定メニューは、「コクがある」(店長の德増尚紀さん)というスープでダイコン、卵、「ネギマ串」などのタネがある「鶏出汁(だし)おでん」(190円~、盛り合わせ5種=990円)、みそだれの豚ホルモンを鉄板で焼き上げる「味噌(みそ)とんちゃん」(790円)、竹すみを使って黒くした「ブラックカレーうどん」(990円)。「ルーロー飯」(890円)などの「台湾めし」や居酒屋定番メニューも用意する。
1号店にはない個室も備え、宴会コースを新設した。宴会コース(3,900円、飲み放題付き)は、「ひとくち餃子」のほか、おでん、マーボー豆腐、ルーローハンなどを付ける。
週末と祝日・祝前日限定で深夜営業も行う。「栄は夜通し遊ぶ街」と横尾さん。
ドリンクは、自家製の「ストライクレモンサワー」(450円)、「グランドスラムハイボール」(500円)のほか、「ストライク=野球」にちなみ愛知出身の野球選手を想起させる「1番 シアトルサワー」(550円)、「9番 青のコアラサワー」(580円)など9種類のサワーを用意する。
德増さんは「仲間や家族での利用はもちろん、1人で来て店内のテレビを見ながらギョーザとビール、ギョーザとご飯物で定食のように食べるなど、誰でも使いやすい店にしたい」、横尾さんは「まずは店名の由来でもある地元・名古屋の人にたくさん来てもらい、愛される店になりたい。野球にちなんだサワーやオリジナル料理で、たくさんある低価格帯の居酒屋の中で差別化を図る」と意気込む。
営業時間は14時~24時(金曜・土曜・日曜・祝日・祝前日は翌4時まで)。