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ヒルトン名古屋と精肉店「スギモト」がカレー商品コラボ開発 カフェで提供も

(左から)「黒毛和牛と八丁味噌のビーフカレー」を紹介する、ヒルトン名古屋総支配人のスニット・ラージャンさん、同ホテル総料理長の佐藤弘二さん、杉本食肉産業 仕入部長 兼 量販事業部部長の杉本佳隆さん

(左から)「黒毛和牛と八丁味噌のビーフカレー」を紹介する、ヒルトン名古屋総支配人のスニット・ラージャンさん、同ホテル総料理長の佐藤弘二さん、杉本食肉産業 仕入部長 兼 量販事業部部長の杉本佳隆さん

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 ヒルトン名古屋(名古屋市中区錦1)と老舗精肉店「スギモト」を手がける杉本食肉産業(中区)がコラボ開発したレトルトカレーの販売が9月24日、同ホテル1階のカフェで始まった。

ヒルトン名古屋と「スギモト」のコラボレトルトカレー「黒毛和牛と八丁味噌のビーフカレー」

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 商品名は「黒毛和牛と八丁味噌(みそ)のビーフカレー」。レトルトカレー商品の販売は同ホテルで初めて。同ホテルによると、開発の背景には、ロビーラウンジ「ザ・ギャラリー」(ラウンジ改装のため2018年閉店)で提供していたカレービュッフェがあるという。

 同ホテル総料理長の佐藤弘二さんは「カレービュッフェは日本のホテルで初の試みで、当ホテルはカレービュッフェ発祥の地といわれている。今回、名古屋の味と素材にこだわって新商品開発に挑戦した。厨房でカレーを作るのとは異なり、レトルトカレーを一から作ることは挑戦だった」と振り返る。

 佐藤さんによると、一般的なカレーに使う肉の量は1食当たり20~30グラムと言われているところ、同商品ではスギモトが「厳選」したという黒毛和牛を60グラム使ったという。杉本食肉産業の杉本佳隆さんは「煮込み料理に適していて、煮込むことでより和牛本来のうまみが出る部位を用意した」と話すという。

 隠し味には地元調味料として八丁みそを加えた。「八丁みそは力強く、こくもありまろやか。カレーはスパイシーさも出したかったので、まろやかとスパイシーの相反するところのバランスを探り何度も試作した」と佐藤さん。

 黒色と金色を使ったパッケージには、ポイントで金のしゃちほこをあしらう。「土産にも使ってもらえる。少しぜいたくに自分のご褒美などにも楽しんでもらえれば」と佐藤さん。「ヒルトン名古屋をより輝かせる商品になれば」と杉本さん。

 価格は1,000円。同ホテル1階「カフェ 3-3 アーティサンスイーツ&ベーカリー」で販売する。販売時間は8時~20時。同カフェではイートインでも提供する。価格は2,300円(サラダとコーヒーまたは紅茶付き)。提供時間は10時30分~20時。9月27日~11月5日は同ホテルオールデイダイニングで開催するビュッフェの土曜・日曜・祝日限定メニューとして日替わりカレーの一つで提供する。

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