「お正月イベント2026」が2026年1月1日、名古屋東急ホテル（名古屋市中区栄4）で開催される。

華道石田流家元の石田巳賀さんによる「新春初いけ式」

　約6年ぶりの開催となる同イベント。企画・宣伝担当スタッフの松川景悟さんは「コロナ禍でさまざまなイベントを自粛してきたが、多くのお客さまから『新春のイベントを楽しみにしている』という声をいただいていた。社会全体が新しい生活様式に適応し、当ホテルでも感染症対策や安全管理を確立できたため、『特別な時間を届けたい』との思いからイベント復活を決めた」と話す。

　1月1日は1階ロビーで、一年の無病息災を願い、振る舞い酒を用意する「新春鏡開き」、華道石田流家元の石田巳賀さんによるライブパフォーマンス「新春初いけ式」、2日は書道家の川本大幽さんの書き初めパフォーマンスや幽玄書道会による無料書き初め教室（定員＝先着50人）、3日は「祝い餅つき＆振る舞い餅」を行う。1日・2日には、同ホテル開業39周年を記念した「新春福袋」（3万9,000円）を販売する。

　期間中、1階ロビー、レストラン、宴会場では獅子舞を披露する。このほか、3階では雑貨やスイーツ、食品加工品の販売店などが出店する「NewYearマルシェ 2026」を開催。3階「ヴェルサイユの間」が会場の「新春ファミリーブッフェ2026」では、おせち料理やローストビーフなどのメニューを楽しめる（ランチタイム＝11時30分～14時、ディナータイム＝17時30分～20時）。料金はランチ・ディナーともに大人＝1万円、シニア（65歳以上）＝8,000円、小学生＝4,000円、未就学児無料。事前予約制。

　同ホテル4階ににある、熱田神宮の熱田大神を祭った「熱田大神分祀（ぶんし）」はイベント期間中、自由に参拝できる（11時～18時）。

　松川さんは「新春のイベントはお客さまとの絆を深める大切な機会。約6年ぶりの開催に当たり、スタッフ一同非常に大きな期待と責任を感じている。伝統的な正月の趣を大切にしながら、現代的な演出や体験を取り入れた。幅広い世代の方に楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

　1月3日まで。