没入型XR体験施設「IMMERSIVE JOURNEY(イマーシブジャーニー)名古屋」が1月23日、栄の商業施設「スカイル」(名古屋市中区栄3)10階にオープンした。
クフ王とピラミッドにまつわる作品「ホライゾン・オブ・クフ」のイメージ画像
XRは「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」の総称。
国内では横浜に続く2店舗目。名古屋店は、「野外民族博物館リトルワールド」などを運営する名鉄インプレス(中村区)がXR体験コンテンツを提供するCinemaLeap(東京都品川区)と共同で運営する。
利用者には360度をデジタルで表現した空間とストーリーに連動した音声が流れるヘッドセットを装着してもらい、歩きながらVR技術による没入体験を楽しんでもらう。名古屋店の店舗面積は約1200平方メートルで、最大75人が同時に体験できる規模。近くにいるほかの参加者はシルエットとして表示し、グループでの参加時には同じ場面を共に移動できる仕組みとした。対応言語は、日本語、英語、フランス語、中国語、スペイン語。
名古屋店のオープニングコンテンツは、約4500年前の古代エジプトが舞台でクフ王とピラミッドにまつわる作品「ホライゾン・オブ・クフ」。同施設所長の矢野雄輝さんによると、ハーバード大学のエジプト学教授が協力し、数年にわたる研究成果や現地調査データを基に制作したという。内容は建築学的、科学的、歴史的資料に基づくといい、日本語訳はエジプト考古学者・吉村作治さんが監修した。
体験はストーリー仕立てで、ガイドの案内に沿って進行。ピラミッドの成り立ちを学んでもらうほか、通常立ち入れない場所の探索や、現代から4500年前への時間移動、クフ王の葬儀に参列しミイラにする工程を見学する場面などを用意する。
同施設所長の矢野雄輝さんは「まずは、リアルな世界観に感動してもらえるのでは。非公開エリアへの立ち入りや、時空を越える体験はデジタルならでは」と話す。「楽しいだけでなく学びになるコンテンツで、遊びと学びを融合したエデュテイメント事業を展開する当社にコンセプトがマッチした」とも。
施設内には体験後に利用してもらうラウンジと物販コーナーも展開。椅子などを設置したラウンジでは制作担当者のインタビュー映像や、作品に関連する書籍も見てもらえるようにする。
営業時間は10時~20時(最終入場19時)。価格は4,000円(土曜・日曜・祝日は5,000円)。事前説明と合わせた所要時間は60分ほど。対象年齢は8歳以上。グループ参加は4人まで。