名古屋の和菓子店「両口屋是清」が2月15日、代表銘菓の一つ「旅まくら」の新しい味「桜あん」の期間限定販売を始めた。
「旅まくら」は1950(昭和25)年発売。同年開催の「愛知国体」では昭和天皇・皇后両陛下に献上した。北海道産小豆で作るこしあんをやわらかい生地で包んだ焼き菓子で、アクセントにゴマを利かしているという。
昨年11月、初めての新味となる「抹茶」を期間限定で販売。同店広報担当者の近藤美香さんは「長い間親しまれてきた商品だが、新たな味わいを追究するのも和菓子店としての使命と考えた」と話す。
今回の「桜あん」は新味第2弾で、桜の時期のみ販売。価格は10個入り950円。直営店や百貨店のほかオンラインでも販売する。「春らしい優しい香りが特長。ほのかな塩味と上品な甘さのバランスが取れた味わい」と近藤さん。「新味を通じて、これまでの旅まくらでは感じてもらいづらかった季節感も届けたい」と話す。