アップルストア名古屋栄(名古屋市中区栄3、TEL 052-238-2400)で1月17日、金城学院大学(名古屋市守山区)による「カレッジナイト」が開催された。「カレッジナイト」は同店で定期的にさまざまな大学により企画開催されているもので、今回は金城学院大学の情報文化学科のポッドキャスティングによる映像配信の活動が披露された。
同大の中田平(なかたひとし)教授と生徒らがゼミ活動の一環として始めた映像制作活動は、今年で8年目を迎える。映像内容は、同大の生徒らが脚本、出演、撮影、編集を務める名古屋の街角情報番組「コミュファ&金城 ポッドウォーク」で、1カ月=4本のペースで制作が続けられている。現在は、中部テレコミュニケーションが運営する光インターネット接続サービス「コミュファ」で配信されているほか、iTunesでの配信も行われている。作業は全てMacで行うという。
取材先は、学生らが興味を持ったカ所がで基本で、学生らの取材依頼に取材先も快い対応をしてくれる場合が多いという。昨年末に取材した「熱田神宮宝物館」(名古屋市熱田区)では、NHK以外のカメラが映像を撮ったのは今回が初めてだという「熱田本日本書記」なども紹介したほか、名古屋港水族館では、館長のインタビューと共に一般公開前のシャチの映像を配信した。
イベント当日は映像の編集過程を紹介し、これまで配信した映像を上映した。活動について中田教授は「出演する人、編集する人、ディレクションする人と、それぞれの役割を演じて共同作業することで、チームワークならでは吸引力を体感してほしい」と話している。