ランの館(大須4、TEL 052-243-0511)は1月25日より、「ランの館 LOVEイルミネーション」と題したイルミネーションを使ったイベントを開催する。同イベントは今年が初の試み。
期間中、ラン温室の「アトリウム」にピンクのハート型LED100機(2,000球)を設置するほか、レーザーや約3万個の電球を使って光の演出を行う。また、約150個の電球を使用した3メートルのハート型ライトには電球にメッセージを書くことができ、イベント終了後は電球をプレゼントするという。
ランは、この時期に市場に出回る事が珍しいというチョコレートの香りがするチョコレート色のラン「オンシジウム・シャリーベイビー」100株や、愛にちなんだ名前のラン20品種200株などを展示。主なランは「ロマンスバレンタイン」(胡蝶蘭)、「エンドレスラブ」(シンビジウム)など。いずれもピンク色の花だという。
今回のイベントの開催の経緯について同館担当者の木村さんは「今の時期はランの種類が最も豊富に揃う、ランにとってはベストシーズンともいえる時期。冬でも暖かい温室で、より多くの人に多くのランを見てほしいという思いからバレンタインデーとホワイトデーにかけてイベントを企画した」と話す。
バレンタインデー当日の2月14日は来館者にチョコレートをプレゼントするほか、18時からはアトリウムと花飾り展示棟を100本のキャンドルでライトアップ。2月10日~12日の3日間は、アトリウム内でジャズライブなどを開催する。
イベントの開催は3月21日まで。イルミネーションの点灯時間は17時~20時。同館は、ランの生産が日本一の愛知県で、ランを中心とした草花とガーデニングを通年展示する施設として1998年にオープンしたテーマ施設。入場料は、大人=700円、中学生以下=無料。営業時間は10時~20時。