ロボットミュージアム(名古屋市中区錦3、TEL 0120-156-610)の企画展やロボット体験スペースなどが行われるロボットカルチャーミュージアム「ロボシンク」では、「未来の乗りもの展~体験!セグウェイ・サーキット~」が開催されている。
同展は、「未来の乗りものとロボットが集まる『夢のサーキット』」をテーマに、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の試乗を目玉にした企画で、ほかに架空の乗り物を作るアーティスト、国府理さんのアート作品「KOKUFUMOBIL(こくふもーびる)」の試乗や、「マノイ」「PLEN」などの走ることのできるロボットたちの展示・デモンストレーション・レース、同館がセレクトした未来の乗りものミニチュア模型・写真展示、映像放映などを行う。
「セグウェイ」は、体重移動により前後を移動できる充電式バッテリーの乗り物。海外ではこれまで数万台の販売実績があり、警察や民間の警備会社、倉庫、空港施設などで活用されている。最高速度は20キロ、走行距離はフル充電の状態で24~39キロ走行可能だという。今回の試乗では「セグウェイ」2台を準備し、トレーナーの指導のもとで試乗を行うもので、試乗時間は1名=1分間、2名以上のグループ=3分間。18歳以上、体重45キロ~118キロが試乗可能。
同館運営事務局のジャイロウォーク代表の石古さんは「セグウェイ」について「足裏センサーがついている『セグウェイ』は、ロボットだと考える。車のようにハンドルで操縦するのではなく、体重移動で動くものなので、行きたい方向に行ける自由さと楽しさがある乗りもの。『セグウェイスマイル』という言葉があるほど、乗っていると笑顔がでてしまう楽しい乗りものだと思う」と話している。
また、同社の別所さんは「ファミリーや孫を連れた夫婦などの利用客が目立つ。そうした利用客にもっと来ていただくことを期待して、4名以上で来館したお客様を対象に家族割り引きを行う」という。2月10日~5月13日、子ども(小学生)1人分を無料にする。