栄の商業施設「ラシック」(名古屋市中区栄3、TEL 052-259-6666)は9月7日、同館内4階フロアを中心にリニューアルする。内訳は、新規導入店=5店舗、リニューアル=5店舗。
4階には、日本で代官山に続く2号店目となる、アンティックローズをはじめとするフローラルプリントが代表格のイギリスのインテリア・雑貨ブランド「キャス・キッドソン」、名古屋で店舗を構えるのは同館が初めてだという、ファブリック商品やウエア・バッグなどのファッションアイテム、インテリアグッズなどを扱う、鮮やかな配色と図柄が特徴的なフィンランドのブランド「マリメッコ」、南仏プロバンスの伝統的なテキスタイルメーカー「ソイアード」が新しくオープンする。
「3ブランドともテキスタイルから始まったブランド。ファッションとインテリアなど幅広い商品展開をしているブランドもあるので、好きなブランドで服装も部屋も飾りたいということができ、ラシックのもともとのコンセプト『ライフスタイルを提案する』をより高められた」(同館広報担当者)という。
8階には、北京の「おふくろの味」をテーマにした中国料理店「田燕居(でんえんきょ)」がオープンし、中国の伝統的調理法で日本の季節のおいしいものや、中国の昔から親しまれる滋養あふれる食材を提供する。
今回のリニューアルについて同館広報担当者は「1~3階がファッションフロア、5・6階がインテリアフロアなので、今回4階に新規オープンしたブランドは、ファッションとインテリアなどの商品ラインを持つものもあり、フロア間の橋渡し的存在になることで全館の流れができた」と話す。「名古屋になかったもの、新しいものを発信していきたいという思いが、どんどんかなってきている」とも。