中日ドラゴンズ、53年ぶり日本一を記念したパレードと報告会開催

万歳三唱で喜びを分かちあう選手らとドアラ

万歳三唱で喜びを分かちあう選手らとドアラ

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 中日ドラゴンズが第58回日本シリーズで53年ぶりの日本一に輝いたことを記念した優勝パレードと優勝報告会が11月17日行われた。

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 10時25分に名古屋駅を出発した選手らは広小路通をパレードし、中日ビルの前を通過、11時過ぎに久屋大通公園の「光の広場」に到着、広場に集まったファンらに優勝の報告を行った。中日ビルの前では「今年初めて使用した」という水に溶けるデンプンでできた紙吹雪が舞い、パレードを一層盛り上げた。

 優勝報告会場では、選手が到着するまでの間、タレントの加藤晴彦さんや、お笑い芸人のスピードワゴンの2人、大のドラゴンズファンだというスタジオジブリ社長の鈴木敏夫さんらがシーズン中の選手らのエピソードを紹介したり、試合内容を映像で振り返ったりと、ファンを盛り上げた。ファンらは思い思いの選手の名前が入った手作りのボードを掲げ選手らの登場を待っていた。1番に会場入りしたファンは、朝8時半からスタンバイしていたという。

 11時10分、水木一郎さんが歌う「燃えよドラゴンズ」に合わせて選手らが入場すると会場のボルテージは一気に上がった。ファンらを前に落合監督は「やっとこの時が来た。1年間選手たちは苦しみながらもよく頑張ってくれた。昨年は少し複雑な気持ちでのパレードだったが、今年は心の底から喜んで参加することができた。オリンピックの合宿で参加できていない5人のためにも、来年ももう一度同様のパレードをしたい」と意気込みを見せた。

 また、井上選手会長は「日本一でもあり、今年はアジア一でもある。皆さんのヒーローになれた気分が誇らしい。これからも皆さんのヒーローであり続けるために、強いドラゴンズであり続け、またこのような報告会ができるように頑張っていきたい」とファンらに感謝の気持ちを示し、万歳三唱で喜びを分かち合った。

 ドラゴンズブルーの晴天の空のもと、ゴールドのテープが舞い華やかな報告会になった。来年は球団初の連覇を目指して動き出すドラゴンズに期待したい。

フォトフラッシュ(サカエ経済新聞)関連記事(名駅経済新聞)-中日ドラゴンズ「日本シリーズ優勝記念パレード」、17日に市内で開催

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