全国にエステティックサロンを展開するシェイプアップハウスは3月29日、女性専用エステ「エステティック・ミスパリ」、男性専用エステ「ダンディハウス」、リラクゼーションスペース「スパ・ゲストハウス」の3サロンを複合した「ミスパリ シャトー 名古屋」(名古屋市東区東桜1)をオープンした。「スパ・ゲストハウス」は名古屋での展開は初めて。
同施設は地上8階建で、総面積は1380,5平方メートル。総工事費10億円を投じた。「もともと久屋大通りに面した栄地区に9年前に『エスティック・ミスパリ』をオープンしたが、老朽化に伴い、新店の候補を探し今回『ミスパリ シャトー名古屋』に落ち着いた」(同社広報担当者)という。
建築デザインは、パリの学生街・高級住宅地として知られる「カルチェ・ラタン」がモチーフで、「永遠の美」をテーマにクラシカルなデザインとした。4~8階にはミスパリ学園「ミスパリ エステティック専門学校名古屋校」を開き、エントランスを南北にそれぞれ設けたため、二つの顔を持つのが特徴。
1階南側は、サロン総合受付のグランドエントランスで、6メートルの吹き抜け空間にイタリア製のクリスタルシャンデリア、5メートルのミラーフレーム、「ベルサーチ」のインテリアをあしらった。北側は専門学校のエントランスで、純白を基調に「カルチェ・ラタンにたたずむベル・エポック時代のカレッジの雰囲気を出した」(同)という。
2階は、「ダンディハウス 名古屋栄本店」(TEL 052-957-3120)で、空間はグレーとオレンジウッドをテーマカラーにまとめた。10台のベッドを設け、痩身・美顔・脱毛などのメニューを提供する。
3階は、「エスティック・ミスパリ名古屋栄本店」(TEL 052-957-3121)と、「茶室など日本古来の建築に見る粋やおもてなしを表現し、西洋の文化と融合した」(同)という「スパ・ゲストハウス名古屋」(TEL 052-957-3122)。「スパ・ゲストハウス名古屋」は非会員制のスパで、ジャグジーやサウナも設ける。「もともと若い人と同じサロンに行くことを懸念する、もっとゆっくりしたいというお客さまの要望があり、新形態のスパとしてつくったもの。セラピストは高年齢のお客さまに対応できるよう、ホームヘルパー2級の資格を取得している。また、高年齢のお客さまには割引制度を設けている」という。
営業時間は、平日=11時~21時30分、土曜・日曜・祝日=10時~19時。