名古屋・高岳のデザイン事務所が隠れ家的カフェ&バー-食にこだわり

落ち着いた雰囲気の「Bar & cafe MAZENTA」店内

落ち着いた雰囲気の「Bar & cafe MAZENTA」店内

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 名古屋を中心に雑誌や食品パッケージなどのデザインを手掛けるデザイン事務所「オオマエデザイン」(名古屋市東区東桜2)は10月15日、同社1階に「Bar & cafe MAZENTA(バー&カフェ マゼンタ)」をオープンした。

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 路地裏にひっそりとたたずむ隠れ家的な同店の店舗面積は約9坪。店内にはカリモクのソファなどがセンス良く並べられている。席数は17席。「もともとカフェを運営したいと思っていた」という同社の大前社長は「食の問題が多い昨今だからこそ、採算ベースではない、食へのこだわりをもった店をオープンさせたかった」と話す。

 店名は、印刷物での色の表現方法「C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)」の中の「マゼンタ」から。通常、マゼンタのつづりは「Magenta」のところを、あえて「MAZENTA」にし、岐阜県下呂市の馬瀬(まぜ)出身の大前さんの故郷への思いも込めた。

 主なメニューは、牛肉の赤ワイン煮(1,600円)、豚バラと旬野菜のせいろ蒸し(1,300円)、ピペラート(700円)、ノルウェーサーモンマリネ(900円)、ナチュラルチーズ盛り(1,200円)、自家製ピクルス(450円)、自家製MAZENTAケーキ(750円)など。今後は「馬瀬の特産品や地野菜、天然アユなども仕入れて提供していく予定」(大前さん)。

 ドリンク類にもこだわりを持ち種類をそろえた。ワインは、フランス、イタリア、スペイン産を中心としたビオ(自然派、オーガニック)ワインのみ約15種類を常時そろえている。ビールも「名古屋ではほとんど扱っていない」という稀少なベルギービールの「ヴィデット樽生」を用意。そのほかプレミアムテキーラや、「愛知万博のキューバ館のレシピを再現した」というモヒートなどのカクテル類も。紅茶は「お酒が飲めない方もテイスティングしながら料理とのマリアージュを考えて楽しめる、この店オリジナルの飲み方を提案したい」(大前さん)と、水出しダージリンティーをワイングラスで提供するという。

 「今後は当店発のフリーペーパーなども発行し、情報発信を行っていきたい」とし、「デザインという仕事をしているので、店がデザインや広告、マスコミ、クリエーティブなどに携わる方たちの交流の場になれば」と期待を寄せる。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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